プログラムレポート
風力発電機をつくろう! 講座の様子(2025年3月8日開催)
公開日:2025年03月09日
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しごと・ものづくり講座
3月8日は、日立清水理科クラブの皆様にご協力いただき、風力発電機作りの講座を開催しました。
ペットボトルを利用して風車をつくり、発電機を回して電気を起こしていきます。
はじめに、発電所の種類について教えていただきました。
火力、水力、風力など、色々な発電方法がありますが、ほとんどが「何かを回して、電気を作る」仕組みになっています。
風力発電は、風の力を回転する羽根で受け、回転軸につながれた発電機を回して電気を作り出します。
風を利用する国産のエネルギーで、CO2や地球環境に影響をおよぼす物質を排出しないクリーンな方法で電気を生み出す再生可能なエネルギーの一つです。
続いて、コイルが回るモーターの仕組みについて教えていただきました。
コイルに電流を流すと、コイルは力を受けて回転します。
フレミングの右手の法則です。
フレミングの右手の法則は、磁界の中で導体が動いて電流が流れる電磁誘導現象における、磁界・導体・起電力の方向を示した法則です。
服藤先生が実演してくれましたよ。
うちわで風を送ることで、羽が勢いよく回転し、それを受けてもう一方の羽も回転しました。
仕組みを理解したところで、工作を行っていきます。
まず、ペットボトルを線に沿ってハサミで切っていきます。
切り終わったら机に押し付けて広げて、切った根元を同じ方向にねじって羽根を作ります。
続いて、紙で家を作ります。
部材をハサミやカッターを使って切り、折っていきます。
手順書を確認しながら組み立てていきます。
ヘルプが必要な時は、先生方が親切に教えてくれます。
次に、LEDと電子オルゴールが繋がった配線を家に取り付けます。
家から出た配線を発電機の電線に繋いだら完成です。
風力発電機が完成したら、うちわで扇いで風車に風を送ります。
LEDが点灯し、オルゴールが鳴りました。
大成功です!
オルゴールのメロディが不安定な場合は、羽根の角度を調節して、確実に風を受け止められるように工夫しました。
素晴らしいですね。
日立清水理科クラブでは、様々なテーマでモノづくり教室を開催しています。
ま・あ・るでは開催していない講座もあるので興味のある方はサイトをチェックしてみてください。
次回の日立清水理科クラブの講座もおたのしみに。
先生方、ありがとうございました。