プログラムレポート
静岡市立賎機南小学校 団体利用の様子(2025年2月6日開催)
公開日:2025年02月14日
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その他
2月6日は静岡市立賎機南小学校の利用がありました。
今回は2つのグループに分かれて「プラモデル作り」と「食品サンプル作り」の「職業・ものづくり体験」を行いました。
■プラモデル作り
講座にご協力していただいたのは、静岡市のプラモデル製造メーカー(株)スタジオユーワの望月先生です。
まずは望月先生からプラモデルメーカーのおしごとについてお話をしていただきました。
静岡にはたくさんの有名なプラモデルメーカーがあることを教えていただきました。
スタジオユーワさんはチラシや、パンフレット、パッケージなどの印刷物も制作しており、プラモデルに欠かせない組み立て説明書も社内で作成をしています。
プラモデルができるまでの工程を教えてくださいました。
プラモデルはパーツの元となる溶かしたプラスチックを流し込むための「金型」が必要になります。
流し込むときの仕組みをたいやきの型で例えてくれました。
プラモデルについて学んだ後は、早速プラモデル作りを行います。
今日は今川義元をモデルにした静岡のご当地キャラ「今川さん」を作ります。
最初にニッパーを使い、パーツとゲート部分を切り離していきます。みなさんとても上手にニッパーを使いこなしていました。
はみ出たゲートの部分はやすりで削り、切断面をなめらかにしていきます。
今回の「今川さん」は、ボンドを使わず組み立てることができるようになっている初心者向けのプラモデルです。
みなさん上手に組み立てることができました。組み立てたものを紙コップの上に両面テープで固定し、色付けがしやすいようにします。
すべての部品を組み立てたら次は色付けです。
まずは瓶に入ったカラーを棒でよく混ぜます。よく混ぜたものを必要な分だけパレットに出します。
「肌色はどうやって作るの~」とみなさん苦戦していました。
みなさんとても集中して作品作りができました。プラモデルを作る楽しさを感じたることができたと思います。
望月先生ありがとうございました。
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■食品サンプル作り
食品サンプルのおしごとは、食品サンプルデリシャスアート認定講師の進藤 聖子先生にに協力いただき講座を実施しました。
まずは進藤先生から最初の行程の説明がありました。みなさん真剣に聞いてくれていました。
続いて材料選びです。先生が準備してくれたドーナツとカップケーキを順番に選びました。
どれにしようか迷いながらみんな真剣に選んでいました。
材料が決まったらカップケーキ作りからはじめます。生クリームはすぐに固まってしまうので、パーツを早く付けるのがポイントです。
生クリームをしぼる前に、どこにどのパーツをデコレーションするかシミュレーションします。
自分で選んだカップケーキに生クリームをしぼってデコレーションパーツを上手にデコレーションします。
それぞれの個性が光る作品がどれもとてもおいしそうにできあがりました。
次はドーナツ作りです。絵の具を使って焼き色をつけます。スポンジを使ってトントンとていねいに色付けします。
両面焼き色をつけたり、片面をこんがりするまで色付けしたり、それぞれの個性が光ります。
ドーナツもデコレーションします。チョコレートや生クリームがたっぷりのドーナツ。どれもおいしそうです。
カメラを向けると、作品の前にハートを作ってくれました。
見て見て~と、両手に作品を持って見せてくれました。とってもおいしそうにできあがりました!
時間があったので、みんなでお絵描きやぬり絵をしました。まあるんを上手に書いてくれている方も!
最後はみんなが、頑張ったご褒美に、進藤先生からサプライズ。先生が作った作品をじゃんけんで勝った子にプレゼントしてくれました。
進藤先生、ありがとうございました。
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今回の職業・ものづくり体験を通して、将来のお仕事の選択肢や興味の幅を広げてもらえていたら嬉しいです。
賎機南小学校の皆さん、ご利用いただきありがとうございました。
また是非遊びに来てくださいね。