プログラムレポート
【ま・あ・る12周年特別講座】演劇ワークショップの様子(2025年1月13日開催)
公開日:2025年01月16日
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しごと・ものづくり講座
1月13日は、舞台俳優の宮城嶋遥加先生と鈴木美里先生、舞台制作者の佐藤飛子先生を講師にお迎えし、ま・あ・る12周年特別講座の演劇ワークショップを開催しました。
講座舞台俳優の仕事や舞台裏の仕事を学びながら、全員で一つの舞台を創り上げることを目的にしています。
また、舞台俳優の鈴木美里先生は、MAS(ま・あ・るジュニアアシスタントスタッフ)として、ま・あ・るの運営をサポートしてくれています。
※MAS(ま・あ・るアシスタントスタッフ)とは、小学生時代に「こども店長」を経験した18歳以上のアシスタントスタッフのことです。
はじめにシアターゲームを行いました。
『太鼓でみんなの名前を呼び合おう!』では、遥加先生のジャンベのリズムに合わせて自己紹介を行います。
リズムに合わせて自己紹介を楽しく行うことが出来ましたね。
続いて『何をやってるかゲーム』です。
飛子先生と美里先生がお手本を見せてくれました。
飛子先生の動きを見て、美里先生が「何をやっているの?」と質問します。
すると、飛子先生は、「料理をしている」のですが「サッカーをしているの♪」と答えます。
そして、その答えを聞いた美里先生の次の動作は「サッカーをする動作」になり、その次の方が「何をやっているの?」と質問すると「歌をうたっているの♪」・・・というように、前者の発言の動作を行いながら、その動作とは異なることを答えるゲームです。
早速皆さんもチャレンジしてみます。
実際の動作と異なる答えに子どもたちは大爆笑です!!テンポよくゲームが進んでいきます。
「面白い!」「そのテーマは難しい!」「その動作、とっても良い!」皆さん仲間の動きを見て大喜びです。
身体も温まり、メンバーとのコミュニケーションも図ることができましたね。
次に、「舞台」を創るためにどんなことが必要なのかをひこ先生にお話ししていただきました。
舞台を創るには様々なお仕事があります。
演出、照明、音響、制作の4つの役割について解説していただきました。
演出
舞台監督や演出家の意向のもと、舞台のセットや小道具をデザイン・制作します。
照明
内容に応じて照明機器をセッティングしたり、ピンスポットなどのオペレーションを行います。
音響
舞台音響の機材の搬入やセッティング、音声の調節などを行います。
制作
企画から劇場予約や宣伝、楽屋やけいこの管理、スタッフの食事手配、受付、場内整理、物販など多岐にわたって行います。
今回の舞台では4つの担当に分かれて、会場準備からお客様のご案内、ステージの盛り上げ、カーテンコールまでを行います。
担当はくじ引きで決定します。
担当ごとに分かれて、早速活動を開始します。
演出チームは、ステージの装飾について考えます。
キラキラテープを使用して、ステージを華やかに演出します。
照明チームは、遥加先生に会場の照明の切り替え方法を学び、作品のシーンに応じて照明の切り替えやミラーボールの配置を考えます。
音響チームは、編集済みの音源の音出しに加え、楽器を用いて作品全体の盛り上げを行います。
生音を作品に取り入れることで、オリジナル性あふれる作品になりますね。
制作チームは、受付の設置やパンフレットの準備、お客様をお迎えする流れをみんなで考えます。
50分間ほどの活動を終えた後は本番に向けてリハーサルを行います。
とても良いですね。
不安な箇所はチームごと相談して本番前に解決します。
まもなく、本番が始まります。
お客様も続々と会場に集まります。
57名のお客様が作品を観に来てくださいましたよ。うれしいですね。
制作チームがお客様をご案内し、開演を待ちます。
いよいよステージが始まりました。
照明チームと音響チームとの連携もバッチリです。
みさと先生がさっそうと登場します。
メンバー全員、任された業務を完璧に行います。
※こちらの動画は、全て音を消しております。
本番は大成功で終えることが出来ました!
最後は、遥加先生もステージにあがり、ま・あ・る開館12周年をメンバーとお客様全員でお祝いすることが出来ました。
全員で協力したからこそ素敵な作品を創り上げることができました。
遥加先生、飛子先生、美里先生、貴重な機会をありがとうございました。