プログラムレポート
静岡市少年少女発明クラブ 第7回活動報告(2024年12月23日開催)
公開日:2024年12月24日
-
プロジェクト
12月23日に静岡市少年少女発明クラブの7回目の活動がありました。
前回の様子はこちら▼
このプロジェクトのメンバーは静岡市内の小学4〜6年生で、月に1回ま・あ・るで活動をしています。第7回目の活動は「玉入れロボットをつくろう②」というテーマで活動しました。
今回の活動で玉入れロボットが完成を迎え、後半は大会を行います。どんなロボットが誕生するのでしょうか?
前半は、ロボット製作の時間です。前回の続きから製作をしたり、完成した人は高得点がとれるように玉入れの練習をします。
前回はなかった「タコ糸」が材料に加わりました。
さっそくタコ糸を使い始めていました。
たくさんの玉を持ち上げるには玉を入れるためのプレートを大きくしたほうがいいのですが、ロボットの重心が後ろになると、走行中にひっくり返ってしまうことがあります。片方が重くなってしまうとまっすぐ走れないこともあるので、左右のバランスもとても大事です。
「電池ボックスをおもりにしたらいいよ」と、先生からアドバイスをいただき、修正している子もいました。
講師の方にアドバイスをもらいながら高得点の狙えるロボットに仕上げていきます。プレートの大きさを調整したり、幅を狭くしたりと、いろいろと工夫をしていました。
ロボットの動きが悪い原因について、メンバー同士で話し合うこともありました。
ロボットがひっくり返るのを利用して反対のコートにシュートができた子もいました。この作戦のほうが高得点を狙えそうとのこと。大会での活躍が楽しみです。
自分のロボットと向き合い、試行錯誤しながら作業を進めました。
時間の経過とともにたくさんの玉を一度に入れることができるロボットが増えてきました。
この動きが本番でもできれば優勝を狙えるかもしれません。
試合時間は2分間で、玉の置き場所が2か所にわかれているので、コートの中を速く移動することも大事なポイントです。コートで動かしてみると改良点がいろいろと見つかりますね。
自分以外のロボットをよく観察することで、自分のロボットを改善するヒントを得ることもあるようでした。
試合は2分間なので、タイマーで測って本番の練習をしました。
コントローラーが3つ必要なロボットは操作がとても難しそうでしたが、練習を積んで素早く動かせるようになっていました。
そしていよいよ大会です!2名ずつそれぞれのコートで2分間でどれだけ玉が枠に入るかを競います。
試合直前に電池が切れたり、試合途中に故障したりなど、予期せぬトラブルが起きることもありました。
練習ではうまくできていた操作が本番でなかなかうまくいかないこともありました。
こちらはタコ糸を使った巻取り式のロボットです。
激戦を制して優勝したロボットの動きをご覧ください!
自己最高得点がでて試合直後、驚きの表情をしていました。優勝おめでとう!
全試合が終了したところで今回の活動は終了となりました。次回1月の活動では、いよいよ自由にロボットを制作する活動がはじまります。
これまでの活動をいかしてどんなロボットが誕生するのかとても楽しみです。