プログラムレポート
ハロウィンのフラワーアレンジ!講座の様子(2024年10月26日開催)
公開日:2024年10月27日
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しごと・ものづくり講座
10月26日(土)は、フラワーアレンジメントデザイナーの後閑玲子先生(Apiacere -アピアチェーレ-)のご協力により、ハロウィンをイメージしたフラワーアレンジメントに挑戦する講座を開催しました。
最初に先生からお花を切る際の注意事項のお伝えがありました。
花を切るとき使用するハサミはとってもよく切れるので気をつけることや、怪我をしないためのお花の持ち方と切る方向を教えていただきました。
フラワーアレンジメントにはラウンド(全方向から見える)とフェイシング(片方から見る)というふたつの作り方があると教えていただきました。今日は顔のついたカボチャの器を使うので、フェイシングで作っていきます。
そのほかにも水を含ませているオアシスが見えないようにすること、お花が一番きれいに見える顔がどこかを意識しながらつくること、三角を意識すること、お花をさすときの方向などを教えていただきました。
続いてお花や葉っぱを選んでいきます。
最初に緑の葉っぱを選びました。
「ユーカリ」「ドラセナ」「イタリアンルスカス」などの葉っぱが用意されていました。
次にメインになるお花を選びます。「バラ」「ガーベラ」「カーネーション」の3種類から選びます。
全部同じお花にしたり、色を揃えたりと選び方は自由です。悩みながらも自分の好きなお花を選んでいきました。
「千日紅」「アストランチア」などのサブになるお花、「すすき」「ケイトウ」「ヒペリカム」などのポイントになるお花もそれぞれ選び、自分の席に戻ります。
葉っぱやお花をかぼちゃの器にさしていく前に、先生が準備してくれた竹串をオアシスにさしてサイズの目安にしました。この竹串の長さを超えないように葉っぱやお花を揃えていくと、全体のバランスが整うとのことでした。
ここからは、さきほどの注意事項を思い出しながら葉っぱやお花うをカットし、オアシスにさしていきます。
最初は葉っぱをバランスよくさしていきました。
竹串の目安がありますが、実際に切ってみると長くなってしまうことが多くありました。
メインのお花は中心に少し前にかたむけてさしました。こうすると前からみたときにお花が引き立ちます。
近くにメインのお花を集めてもいいし、全体に配置してもいいそうです。
そのお花だけ高すぎるとバランスが悪くなるし、低すぎてもお花が沈んでしまいます。適度な位置を考えながら進めました。
サブのお花をさしていくとどんどん華やかになっていきました。お花にふれていると、自然に笑顔になりますね。
さいごにポイントになるお花を飾ると、全体に変化がつき、素敵な仕上がりになっていきました。
講座の終了時間ギリギリまで集中してアレンジをしていきます。
完成した作品はこちら!
どの作品もとても素敵な仕上がりでした。
最後に「これから自分でお花を買えるようになったら、1輪でもいいので、自分のためにお花を買ったり、おうちに飾ってみてくださいね」というお話がありました。
外国では自分のためにお花を用意するということが多い国もあるそうですが、日本では、自分のために買う人は少ないそうです。
今日の講座をきっかけにお花のある生活をはじめてみるのもいいですね。おうちに飾ったり、誰かにプレゼントをしてハロウィンを楽しんでいただけると嬉しいです。