プログラムレポート
静岡市少年少女発明クラブ(2024年9月29日開催)
公開日:2024年10月03日
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プロジェクト
9月29日は、静岡市少年少女発明クラブの第4回目の活動を行いました。
前回の活動の様子はこちら▼
このプロジェクトのメンバーは静岡市内の小学4〜6年生で、月に1回ま・あ・るで活動をしています。第4回目の活動は「リンク機構ロボットを作ろう!」というテーマで活動しました。
最初は座学で「リンク機構」がどういうものかを学びました。
車のワイパーや産業ロボットでもリンク機構が使われています。産業ロボットのリンク機構については動画で動きを確認しました。とても素早く正確に動いていました。
ほかにも車のエンジンなどにも使われているそうですが、傘やマジックハンドもリンク機構が使われているそうです。こどもたちの身近なところでもリンク機構が活躍していることがよくわかりました。
一通り学んだあとは、1人1台リンクロボット「てこクランクリンク機構ロボット」を作る時間です。説明書をみながら、ミニロボにも使っているユニバーサルプレートやギヤボックスなど使ってロボットを製作していきます。
手慣れた様子でどんどん作業が進んでいきます。小さなネジをしめたり、プレートを組み立てて固定したりする作業はこれまでの活動を通してだいぶ慣れきたようでした。
何かおかしいなと思ったら説明書をもう一度よくみて間違っていたところを探します。
自分では解決できない問題は、講師の先生方に確認して一緒につくっていきます。
完成したら早速、コントローラーを使ってコートで動かしてみます。
リンク機構がうまく働くと、徐々に前に進みます。段差も超えていきました!
基本のロボットが完成したら、あとはアレンジを加えていきます。ギヤを高速にして速さを出したり、足の形を工夫したりしていました。
コート内にある高めの段差を超えられるように改造を進めます。
段差を上がろうとするとロボットの重心が後ろになって転倒してしまいます。そして段差はプラスチックのため、とても滑ります。いろいろな条件をクリアしないと段差を登ることはません。
制作時間が残り10分のところで、1台のロボットが高いほうの段差を登りました!
斜めになったときに、重心が前にくるようにユニバザールプレートにナットを埋めて重くしたり、段差にひっかからないように斜めの板を前につけたりと工夫がいっぱいのロボットに仕上がっていました。自分のアイデアを形にして、無事課題をクリアすることができました。
途中まで滑ってしまっていますが、最後に登れました!
ロボット用のコースを作って走らせる子もいました。アイデアを形にしていくのはとても楽しいですね。
時間が足りなくなってしまいましたが、複雑なリンク機構に挑戦している子もいました。
ほかにも2台ロボットを作って組み合わせたり、高速で走ったり、おもしろいロボットもたくさん誕生していました!みなさんとても楽しそうでした。
最後に記念撮影をして4回目の活動を終了しました。
次回のレポートもお楽しみに!