プログラムレポート
クリーニング屋さんのおしごと プロから学ぶとくべつなおしごとの様子(2024年9月23日開催)
公開日:2024年09月26日
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とくべつなおしごと
9月23日は、富士ドライ商会の土屋晶子先生のご協力で、プロからまなぶとくべつなおしごと「クリーニング屋さんのおしごと」を開催しました。
晶子先生から、クリーニング屋さんのお仕事について教えてもらいました。
「お客様からお預かりしたお洋服や品物は、お客様の大切な宝物です。クリーニング屋さんでは、それらを丁寧に、大切に、扱うことを心掛けています。」
「みなさんはクリーニング屋に行ったことがありますか?」
富士ドライ商会のクリーニング屋さんでは、お家では洗うことができないものをクリーニングしてくれます。
洋服だけでなく、かばんや帽子、大きなぬいぐるみ、学校のカーテン、警察官の制服や、病院で使う白衣など、様々な種類のものをクリーニングしています。
「ドライクリーニングとはどういう洗い方でしょうか?」
①ドライアイス
②石油
③風
正解は石油です。正確には石油系溶剤というそうです。
水を使わずに、油汚れを落とすことが出来るので、繊細な生地の伸び縮みや色褪せの心配をすることなくお洗濯ができます。
ワイシャツの襟の染み、ドレッシングなどの汚れには、食器用洗剤を8倍に薄めてスプレーしておくと汚れが落ちやすくなるという豆知識も教えてもらいました。
濃い色(黒、紺、茶色など)と薄い色(白、水色、黄色など)の洋服も、区別して洗濯をした方がいいそうです。
もし濃色と薄い色を一緒に洗ってしまうと、色移りがしてしまいますね。
洋服などには必ずタグが付いていて、洗濯表示や問い合わせ先などが書かれています。
水洗いができるものか、ドライクリーニングのものか、必ず確認しましょう。
次に、ポケットの中を確認します。
特に多い出し忘れは、マスク、ティッシュ、つまようじ、ボールペンやライターは、特に要注意だそうです。
絹100%のスカーフやビーズがついた洋服は、洗濯ネットに入れて大切に洗います。
預かったものに、水に溶けないタッグを付けて水に溶けない魔法のペンで、お客様の名前などを書いて大きなホッチキスで止めます。
それではみなさんも洗濯表示を見て、服を仕分けてみましょう。
まずは、ポケットの中を確認してみましょう。
洗濯表示を探して、ドライか水洗いかを確認します。
「これはドライ洗いのマークがついてる!」「水洗いでいいみたい」
みなさん協力して確認しました。
ボタンやファスナーを閉めることも、他の服を傷つけないために必ず行います。
みなさん大正解です。
後半は、洋服の綺麗なたたみ方を教えてもらいました。
先生によるデモンストレーションです。
ポイントは、肩の部分を折るときに左右とも指3本分あけて折るといいそうです。
それではみなさんも挑戦してみましょう!
コツをつかむまでは、うまくたためなくて難しいところもありましたが、先生が優しく教えてくれました。
「上手にできたよ!」「お店屋さんみたいにたためた!」とみなさんポイントをふまえて、上手にたたむことができましたね。
洗濯の種類や上手な服の畳み方など教えてもらったことを、ぜひおうちでも挑戦してみてくださいね。
役に立つことをいっぱい知ることが出来ましたね。
晶子先生ありがとうございました。
次回の開催もお楽しみに。