プログラムレポート
カラフルな人工いくらを作ろう 講座の様子(2024年8月17日開催)
公開日:2024年08月22日
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しごと・ものづくり講座
8月17日はMASの増田琴乃先生による「カラフルな人工イクラを作ろう」講座を開催しました。
※MAS(ま・あ・るアシスタントスタッフ)とは、小学生時代に「こども店長」を経験した18歳以上のアシスタントスタッフのことです。
同じくMASのだいき君もサポートしてくれました。
アルギン酸ナトリウムと塩化ナトリウムを使って、つぶつぶ丸いイクラを作ります。
実験のテーマをワークシートに書きます。
実験をするときには、このようなワークシートを使って、目的や内容をしっかり書くことが重要だと、先生から教えてもらいました。
みなさん一生懸命書きました。
材料の説明を聞いた後、さっそく人工いくらを作っていきます。
アルギン酸ナトリウムを1グラム、塩化カルシウムを15グラム、水を200ミリリットル準備します。
粉を計量するときは、薬包紙を三角に2回折って、くぼみをつけた紙を使います。
みなさんもやってみます。
先生に計量してもらいます。
アルギン酸ナトリウムと水を混ぜ合わせます。
少しずつ入れてかき混ぜ、溶けたらまた入れてかき混ぜるの繰り返しです。
だまにならないようにかき混ぜること10分。
根気がいる作業でしたが、よくかき混ぜておくことが綺麗に仕上げるコツです。
みなさん最後までよく頑張りました!
だんだんトロトロ、ネバネバしてきました。
次に、100ミリリットルの水を準備します。
線のところぴったりに入れるにはどうしたらいいか考えながら行います。
次に、塩化カルシウムと水を混ぜ合わせます。
「あれ?水があったかくなってきた!」と気づきました。
塩化カルシウムは、空気に触れると溶ける性質を持っています。
湿気取りにも使われる性質だそうです。
アルギン酸ナトリウムを3つのコップに均等に移し、赤・青・黄色・緑の着色料から3つ選んで入れます。
かき混ぜて、いよいよイクラを作っていきます。
スポイトで色のついた液体を吸い、ポトンポトンとアルギン酸ナトリウム水の中に落としていきます。
はじめは上手に丸くするのが大変だったけど、何回かやっていくうちにコツをつかみ、綺麗な丸いイクラを作ることができてきました。
「おもしろいねー」「きれいだね!」と思わず声が出てしまいました。
最後に、瓶にそっと入れたら、完成です!
色とりどりで、とってもきれいにできましたね。
ひっくり返してみたり、光に当てたりして、楽しんでいました。
最後に琴乃先生から、どうしてイクラができるのかとお話を聞きました。
アルギン酸ナトリウムは食品添加物などに使われるネバネバぬるぬるの性質を持っていて、それが物質を固まらせる性質を持つ塩化ナトリウムと合わさることで、液体に膜ができて、イクラができるという仕組みです。
難しい言葉がたくさんでてきたけれど、みなさん真剣に話を聞いていましたね。
ぜひ、おうちでも挑戦してみてくださいね!
琴乃先生、サポートのだいき先生、ありがとうございました。
またの開催をお楽しみに。