プログラムレポート
AIプログラミングに挑戦! 講座の様子(2024年7月14日開催)
公開日:2024年07月19日
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しごと・ものづくり講座
7月14日はプログラミング講師の森川悟先生と大学生2名にご協力いただき、「AIプログラミングに挑戦!」の講座を開催しました。
この講座ではAI(人工知能)を使ったプログラミングを体験して、AIについての知識を深めていきます。
まずはAIについて学んでいきます。
皆さんが「犬」を見たときに「これは犬です」と分かるのは誰かに教えてもらったり、今まで色々な犬を見てきた経験があるからです。
AIも皆さんと同じようにたくさん学ぶことで、自分で考えて答えることができるようになります。
AIが色々なところで使われるようになって、今まで人間にしかできなかった事をコンピューターができるようになりました。
これからも、ますますAIの活躍する場が広がっていきます。
AIについていろいろ学ぶことができました。
次に、実際にAIと触れ合って、AIへの理解を深めていきます。
まずは、Teachable Machineを使って「AIに学習させる」のはどういうことかを体験していきます。
パソコンのカメラを使ってAIに自分の顔を覚えてもらいます。AIにしっかり顔を覚えてもらうために、顔の角度を変えていろいろな方向からたくさんの写真を撮ります。
次に同じように隣の人の顔の写真もたくさん撮って、AIに2人の顔を学習してもらいます。
すると、画面に映った人によって色の違う棒グラフが動くようになりました。AIが2人の顔を見分けているのがわかります。
AIが学習するには、たくさんの情報が必要だということがわかりました。
次に、AIを使ったゲームを作っていきます。
AIを使ったゲームではキャラクターを動かす時には方向キーなどは使いません。では、どのようにしてキャラクターを動かすのでしょう?
まずは、腕を上にあげたポーズを撮ります。顔を撮ったときと同じようにいろいろな角度でたくさんの写真を撮ります。
次に、腕を下げたポーズも撮ります。
それぞれの写真が撮れたら、腕を上げた写真と下げた写真をAIに学習してもらいます。
AIの学習が完了したら、Stretch3を使ってAIが学習したことを使ったプログラムを作っていきます。
プログラムが完成したら、早速ゲームをプレイしてみます。
腕の上げ下げで船を操作して、サメを避けながらマグロを取るゲームが完成しました!
皆さん、夢中になってゲームをプレイしています。
残った時間でプログラムに手を加えて、それぞれの特徴を持ったゲームに改造していきます。
Stretch3はScratchと同じ方法でプログラミングができます。
Scratchを使ったことがある人であれば、「キャラクターの数を増やしてみたい」「音を出してみたい」などの『やってみたい事』をどんどんプログラムに加えていくことができます。
お互いに改造したゲームをプレイしてみて、みんなで楽しみました。他の人が作ったゲームをやってみると「こんな事もできるんだ!」と気付くことがたくさんあります。
楽しみながらAIについて学ぶことができました。
森川先生、ありがとうございました!