プログラムレポート
おしごと体験フェスタ デザイナーのお仕事 活動の様子(2024年6月8日開催)
公開日:2024年06月13日
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しごと・ものづくり講座
6月1日、8日、15日、22日の4日間は、公益社団法人静岡県職業教育振興会にご協力いただき、静岡県内16校の専門学校による「おしごと体験フェスタ」を開催しました。
その道のプロを目指す学生と一緒に、仕事の魅力や技を学びながら楽しく体験することが出来ます。
6月8日は、静岡デザイン専門学校にご協力いただき「デザイナーのお仕事」を行いました。
静岡デザイン専門学校では絵を描くのが好きで、絵を描く事をお仕事にしたい学生さんがたくさん学んでいます。
このおしごと体験では粘土を使ったオリジナルキャラクターの人形作りに挑戦して、デザインの楽しさを体験していきます。
まずは、キャラクター作りをサポートしてくれる生徒さんの自己紹介からです。
「色について考える授業が好きです」「ポスターのデザインをする授業が好きです」好きな授業についてお話ししてくれました。絵を描くだけではなく、様々な事を学校で学んでいることがわかりました。
川内先生は、粘土で作った人形を使ったアニメーションを作るお仕事をしていて、今まで作った作品の一部を見せてくれました。
皆さんも小学校で使っていますね。
デザインについて学んだ後は、世界に一つだけのオリジナルキャラクターをデザインします。
オリジナルキャラクターを絵で表現していきます。
これから作る人形と同じ大きさの絵なので、人形を作るときの大きさの目安にもなります。
絵が描けたら赤・青・黄・白の4色の粘土を組み合わせてイメージした色の粘土を作っていきます。絵具を混ぜる時のように組み合わせる色の数や比率を変えると様々な色を作り出すことができます。
同じ色は2度と作れないのでたくさん使う色の粘土は多めに作るようにします。
使う色ができたら粘土を手で丸めたり、粘土ベラを使って形を整えたりして人形のパーツを形作っていきます。
パーツができたら、それぞれのパーツをくっつけていきます。
この粘土は水糊やでんぷんを原料としていて、小麦粉に水を加えて混ぜるとできる「グルテン」という成分を利用した粘土です。水分が乾かないうちにくっつけると簡単に接着できるので人形作りに適しています。
キャラクターの目や口、足の裏の肉球など細かいところも作り込んでいきます。
皆さんが考えたオリジナルキャラクターが完成しました。
学生さんのサポートのおかげで楽しく人形づくりを体験できました。
ありがとうございました。
6月15日は、「おしごと体験フェスタ」の3週目が開催されます。
おたのしみに。