プログラムレポート
静岡市立富士見小学校の団体利用の様子(2024年6月6日)
公開日:2024年06月10日
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その他
6月6日は、静岡市立富士見小学校の団体利用がありました。
今回は3名の講師をお招きして、職業ものづくり体験を行いました。
プラモデルメーカーのおしごとでは、株式会社スタジオユーワ 望月先生に協力いただき講座を実施しました。
「プラモデルを知っていいる人、買ったことがある人?」という先生からの問いかけにたくさんの手が挙がりました!
静岡はプラモデル発祥の地です。多くのプラモデルメーカーが、静岡にあります。
静岡県内にはプラモデルのモニュメントが10個以上あるそうですよ!
プラモデルがみなさんの手元に届くまでには、企画や図面を作成し、製造、箱のデザインや、組み立て説明書の作成など多くの工程があります。
プラモデルメーカーのおしごと内容について、お話を聞いた後に実際にプラモデルを作ります。
今回は、「プラモザル」「プラモニャル」「プラモロボ」の中から好きなものを選んで作りました。
「ランナー」や「ゲート」などのプラモデルでよく使う言葉も教えてもらいながら組み立てていきます。
ニッパーを使用しながら慎重に切っていきます。
組み立てる時に使用する接着剤はリモネンを使用しており、柑橘系のいい香りがしました。
組み立てた後は、色を塗っていきます。「どんな色がいいかな?」と友達同士で相談しながら進める方もいましたよ。
そして、ついに完成しました!素敵な作品ができましたね!
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チョコレート職人のおしごとは、Conche 田中先生に協力いただきました。
チョコレートができるまでのお話をいただきました。チョコレート作りはカカオ豆を焙煎するところから始まります。
焙煎機を持ってきていただいたので、間近で見せてもらいました。
カカオは、平均気温が27度以上のところでよく育つとのこと。アフリカ大陸のガーナとコートジボワールという国で、世界の約60%以上のカカオを生産しているそうです!
チョコレートについて学んだ後は、2人1組になってカカオ豆からチョコレートを作っていきます。
焙煎したカカオ豆の皮をむいていきます。
細かい作業に苦戦している方もいましたが、みなさん上手にむけました。むいたカカオ豆を乳鉢に入れてすりつぶしていきます。
なかなか力がいる作業なため、器を持つ人とすりつぶす人で交代しながら作業を進めていきます。
なめらかになってきたら、先生が事前に用意してくれていた、他の材料を加えて混ぜていきます。
最中の皮に入れて冷やしたら完成です!お家に帰って、食べてみてね。
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食品サンプルのおしごとは、食品サンプルデリシャスアート認定講師の進藤 聖子先生にに協力いただき講座を実施しました。
進藤先生が実際に作った作品を見せてもらいました。本物そっくりでどれもおいしそうですね!
食品サンプルは、工場で作る場合は、蝋(ろう)を使うことが多いようですが先生は身近にあるもので食品サンプルを作っています。
1人1つ、食品サンプルのパフェを作ってみましょう!
まずは計量スプーンを型にしてアイスを作っていきます。
続いて中に入れるゼリーを作っていきます。
カップの中にクリームを入れていきます。
最後に先生が用意してくれたフルーツを乗せ、最初に作ったアイスをトッピングして完成です!
望月先生、田中先生、進藤先生、素敵な講座をありがとうございました!!
富士見小学校のみなさん、またのご来館をお待ちしております。