プログラムレポート
おしごと体験フェスタ 医療事務のお仕事 活動の様子(2024年6月1日開催)
公開日:2024年06月06日
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しごと・ものづくり講座
6月1日、8日、15日、22日の4日間は、公益社団法人静岡県職業教育振興会にご協力いただき、静岡県内16校の専門学校による「おしごと体験フェスタ」を開催しました。
その道のプロを目指す学生と一緒に、仕事の魅力や技を学びながら楽しく体験することが出来ます。
6月1日は、静岡産業技術専門学校の皆さんにご協力いただき「医療事務のお仕事」を行いました。
はじめに、お仕事の内容について学びます。
医療事務のお仕事では、病院、薬局、歯医者などで医療費の計算やカルテの入力、受付を行っています。
IT化が進み、パソコンを使用する事務処理が多くなっているそうです。
医療の知識だけでなく、パソコンスキルを磨いておくことも大切ですね。
今回は、ま・あ・るの中に「さんぎこどもクリニック」と「さんぎ薬局」をご用意いただきました。
ブースの中でクリニックの受付、会計、薬局の医療事務を体験します。
「病院に行った時、そこで働いている人たちはどんな仕事をしていたかな?」
先生方のデモンストレーションを見ながら思い出してみましょう。
「病院に行く時、必要なものはなんでしょう。」「保険証!」
皆さんに配られた保険証の色によって受診する理由が変わります。
患者さん役の人は受付で症状を伝えましょう。
白衣を着たらグループに分かれて早速挑戦です。
クリニックに患者さんが来院しました。
保険証を預かり、症状を聞いて問診票に記入します。
データをパソコンに入力し、診察券に名前を書いて準備します。
患者さんに保険証を返却後、受付から会計へ診察券を渡します。
領収書と処方箋の準備ができたら患者さんの名前を呼び、医療費の会計と薬局への案内を行います。
1つ1つ確認しながらの作業は思っていたよりも時間がかかりました。
このお仕事をテキパキとこなす病院の方々の大変さも分かったかな?
薬局では、薬に見立てたお菓子の種類を確認中です。
実際にはさらに多くの薬を扱っているため慎重な仕事が求められます。
診察を終えた患者さんから処方箋を受け取ります。
薬袋に患者さんの名前と服用方法を記入し、処方箋をよく確認しながら用意します。
薬の準備ができたら、間違いがないか薬剤師さんに確認してもらいましょう。
患者さんの名前を呼び、薬と領収書を渡します。
最後に「お大事にしてください。」の優しい一言があると、患者さんも安心できますね。
体験を終えて、医療事務のお仕事を将来の夢にしたいと教えてくれた方もいました。
静岡産業技術専門学校の皆さん、素敵な体験をありがとうございました。
6月8日は、「おしごと体験フェスタ」の2週目が開催されます。
おたのしみに。