プログラムレポート
おしごと体験フェスタ 水族館飼育員のお仕事活動の様子 (2024年6月1日開催)
公開日:2024年06月03日
-
しごと・ものづくり講座
6月1日、8日、15日、22日の4日間は、公益社団法人静岡県職業教育振興会にご協力いただき、静岡県内16校の専門学校による「おしごと体験フェスタ」を開催しました。
その道のプロを目指す学生と一緒に、仕事の魅力や技を学びながら楽しく体験することが出来ます。
6月1日は、中央動物総合専門学校にご協力いただき水族館飼育員のお仕事を行いました。
水族館飼育員のお仕事について学びながら「ボトルアクアリウム」を作ります。
矢野先生は、「ドルフィントレーナー」で働いていた経験があるそうです。
ドルフィントレーナーとは、イルカにジャンプなどのパフォーマンスを教える訓練士のことです。その他にも、イルカの餌やりや健康管理、水槽の掃除など、ショー以外の仕事も豊富にこなすのがドルフィントレーナーです。
かっこいいですね。
メモを取りながら、先生のお話を一生懸命に聞きます。
水族館飼育員のお仕事は多種多様です。
興味のある方は、ぜひ中央動物総合専門学校のホームページを確認してみてくださいね。
「ボトルアクアリウム」を作ります。
ボトルの中にカラーサンドを入れていきます。
色は、赤、青、白です。レンゲを使って少しずつ、ボトルの中に入れます。
色を上手に使って模様を描いたり、赤・青・白の3層にしたり、全部の色を混ぜたりとデザインします。
きれいですね。
次に、ボトルの中に入れる貝殻やビー玉を選びます。
選び終えたらピンセットを使って好きな場所に入れます。
皆さん、とても慎重です。
ビー玉と貝殻を組み合わせて真珠のようにしたり、貝殻を立てて入れてみたり、組み合わせ方は様々です。
ボトルの中に、水をいれます。
先生に教えてもらった通り、レンゲとフェルトを使って少しずつ慎重に入れていきます。
水を入れると貝殻やカラーサンドが浮いてきてしまうので、「沈め~」と念を送っている方もいましたよ。
水を入れた後は、「マツモ」という水草を入れます。
マツモは上手に育てると根っこが生えてくるようなのでしっかりとお世話してあげてくださいね。
水草を入れる工程は、やや難しく、苦戦している方もいました。
先生方にサポートしてもらいながら、お気に入りの場所につけることができました。
最後に、「アカヒレ」という魚をボトルの中に入れます。
アカヒレは、ヒレが赤いので「アカヒレ」という名前になったそうです。
先生から「アカヒレ」のお世話の方法を教えてもらいました。
「アカヒレ」は、魚のエサを食べるようで、エサはペットショップで購入することができます。
週1回は、「水替え」を行いましょう。
水道水をそのまま入れるのではなく、「飼育水」に変えてから水替えを行います。
飼育水は、水道水を500㎖のペットボトルに入れてフタを開けたたまま1日置いておくと水道水の中にあるカルキが抜けます。
水替えをする際は、ボトルアクアリウムをバットかバケツの中に入れて、飼育水をボトルの上から流しいれてボトル内の水を溢れさせます。
大体500㎖のペットボトル半分くらい入れます。そしてボトル内の水の量を8割くらいに減らします。
素敵なボトルアクアリウムができました。
中央動物専門学校の先生方、素敵な講座をありがとうございました。
次回は、6月8日に「おしごと体験フェスタ」の2週目が開催されます。
おたのしみに。