プログラムレポート


デジタルイラスト入門 講座の様子(2024年5月19日開催)

5月19日はゲームクリエイターの岩本三四郎先生にご協力いただき、「デジタルイラスト入門」の講座を開催しました。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

この講座ではファイアアルパカという無料のペイントソフトとペンタブレットという道具を使用してデジタルイラストのテクニックを学びます。

 

ファイアアルパカには色々な種類の筆記用具が用意されているので、紙に描くときよりも幅広い表現ができます。

ファイアアルパカで基本操作を学んでいれば、プロが使うペイントソフトに移行する時にはスムーズに移行することができます。

 

ペンタブレットはタブレットの上で専用のタッチペンを動かすことで、パソコンの画面に絵を描くことができます。筆圧も感知してくれるので線の強弱などを表現することもできます。

まずは、ペンタブレットに慣れるために自由にイラストを描いてみます。描いた線を消して簡単に前の状態に戻ることができるのもデジタルイラストの利点です。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

初めは紙に描く感覚との違いに戸惑っていましたが、あっという間に描き進めていました。

皆さん習得するのが早いです。

 

ペンタブレットに慣れてきたら描きたいイラストの下書きをします。

人物の大まかな形を描いた上に下書きを描くと人物像のバランスを早くとらえることができます。

ここで様々なデジタルイラストの機能が活きてきます。

デジタルイラストでは、「レイヤー」という「透明な層」を重ねながら色々なパーツや作業ごとに分けることが出来ます。違う要素を重ねて描く時や「線を残して色だけ消したい」などを容易にできる便利な機能です。レイヤーごとに名前をつけておけばレイヤーに何が描かれているかが一目でわかります。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

他にも「選択範囲」という機能を使えば決められた範囲のみを描いたり消したりできるので、描き込みや修正が容易にできます。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

下書きがどんどん仕上がっていきます。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

下書きが出来上がったらペン入れをしていきます。

先生がデジタルとアナログに共通するペン入れのテクニックとして線に強弱をつける事や、線は一気に描かずにつぎ足すように描くことを教えてくれました。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

画面の拡大、縮小、回転などデジタルイラストの色々な機能を使ってペン入れがどんどん進んでいきます。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

ペン入れができたら色塗りをしていきます。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

こちらは桜の模様が描けるブラシを使って着物の柄を表現していますね。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

みるみるうちにイラストが仕上がっていきました。

2024年5月19日_デジタルイラスト入門

「ファイアアルパカ」の基本的な使い方や、上級テクニックはファイアアルパカHubにまとまっています。動画で紹介されていて、とても解りやすいので是非見てみてくださいね。

皆さんもデジタルイラストに挑戦してみてイラストの制作を楽しんでください。

 

またの開催をお楽しみに!

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