プログラムレポート
ミシンに挑戦!講座の様子(2024年4月20日開催)
公開日:2024年04月25日
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しごと・ものづくり講座
4月20日は、洋裁一級技能士の前嶋玲子先生のご協力で「ミシンに挑戦!」講座を開催しました。
ミシンとアイロンを使って自分だけの「おしごとノートポシェット」を作ります。
前嶋先生が「まある」のためだけに考案して下さり、おしごとノート、市民証がぴったり入る特別なポシェットです。
今回は、川崎明香先生、網本範子先生、渡辺妙子先生、佐野静江先生にもお越しいただきました。
先生方の着ているお洋服も、ご自身で一から手作りをしたそうです。すごいですね。
はじめにポシェット作りに使う材料を選びます。
先生が、子供たちが好きそうな様々な種類の布や、紐を用意して下さいました。
糸がほつれないようにロックミシンをかけ、アイロンで折り目をつけてしっかりと下処理をして下さってあります。
先生は海外に行って買い付けをすることもあるそうです。
今回は韓国の生地も持ってきて下さいました。
見ているだけでワクワクしますね。
布、紐、ループエンド、紐を通すためのパーツをそれぞれ選びます。
「迷っちゃうー」「この色が合うかな?」
テーブルには、接着芯、厚紙、チャコペン、まち針が1人1セットずつ用意されています。
ここで先生からクイズです!
「まち針のクッションの中身は何が入っているでしょうか?ヒントは食べ物です」
「小豆?」「お米?」「綿?」
正解は「炒ったごまです」
ごまは油が出るので、針がさびないそうです。
それではポシェット作りスタートです。
1テーブルに1人先生がついてくださり、丁寧に教えて下さいます。
最初に練習布を使って、直線縫い、返し縫いのミシンの練習をします。
初めてミシンを触った方もいました。
先生のお手本をみんな真剣に見ていましたね。
次にアイロンで接着芯を布に張りつけます。
接着芯をすることで、何年たっても丈夫でしっかりとしたものが作れるそうです。
普段見ることがない細やかな作業ですね。
アイロンをかけると布が熱くなりましたが、何度も頑張って取り組みました。
これでおうちのお手伝いもできますね!
上手に接着芯をつけることができました。
次にチャコペンでミシンで縫うところに線を描いて、まち針で固定します。
さあ、ミシンに挑戦です。
緊張して肩に力が入っている子には、先生が「大丈夫だよ。上手だよ。」「自信を持って!」と優しく声をかけてくれました。
縫うときは生地を押さえつけないで、手を添えるだけ。
これも大事なポイントです。
だんだん形になってきましたね。
ポシェットの入り口の部分は、好きな色の糸を選んでステッチを縫います。
細かいところまでおしゃれです。
角になる部分にはしっかりとアイロンをします。
ピシッときれいに布を整えて素敵です!
糸切りはさみを使って糸処理もします。
最後に肩紐をつけて完成です。
自分の長さに合うように先生方が調節してくださいます。
1枚の布がついにポシェットの形になりました。
色とりどりで、個性があって、素敵なポシェットができましたね。
先生方、丁寧なご指導ありがとうございました。
次回の開催もお楽しみに。