プログラムレポート
スクラッチでオリジナル動物園作り 講座の様子(2024年4月21日開催)
公開日:2024年04月21日
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しごと・ものづくり講座
4月21日は、F@IT Kids Club静岡校の佐伯先生、五十嵐先生、江平先生、勝治先生にご協力いただき、スクラッチを使って「オリジナル動物園づくり」の講座を開催しました。
プログラミングとは、コンピュータを使ってプログラムを作成することで「コンピュータに指示を出す」ことです。
そのものを動かすために、何を目的に何をしたいのかの「指示」を行うのがプログラミングです。
例えば、エアコンをつけたり、止めたり、風量や温度を調整したりと、あらゆる命令を出してやってもらいたい動作をさせます。
今回は、キャラクターに好きな動きをプログラミングして絵を動かし、みんなで「理想的な動物園」を完成させます。
はじめに、マウストレーニングです。
「金魚すくいゲーム」にチャレンジします。
ポイの上に金魚が乗ったら、「クリック」をして「ドラッグ」し、容器の中に運びます。
制限時間内に何匹捕まえることが出来るかな。
皆さんとても上手です。
楽しいですね。
マウスの使い方をマスターした後は、キャラクターに動きを命令するプログラム作りの練習です。
舞台は「北極」です。
スプライト(ペンギンのキャラクター)を左右に動かしたり、アップダウンの動きを加えたり、音を入れたりと様々な動きを指示します。
ペンギンのコミカルな動きに皆さん大喜びです。
順調にマスターしていきます。
ここから「動物園作り」です。
スクラッチには、たくさんのスプライト(絵)が入っています。
好きな動物を選んで、色を変えたりしながら好みのキャラクターを作ります。
キャラクターが出来たら、どんな動きにしたいか、テキストを参考にプログラムを作ります。
先生方に相談しながら、理想的な動きをプログラミングします。
朝、昼、晩と時間の経過に合わせて動きを変化させる方も大勢いましたよ。
「おはよう」「おやすみ」などのセリフも加えます。
五十嵐先生から、「自然な動き」をプログラミングする際の技を教えていただきましたよ。
重力加速度や初速を変えるとジャンプの高さや速度を変えることができます。
y座標の加速度や方向を調整することで、より滑らかで自然なジャンプにすることができるのですね。
やや高度ですが、是非チャレンジしてみてください。
1時間ほどかけて、キャラクターに動きを入れることができました。
複数のキャラクターを作った方は、とっておきの一つを選び、先生に提出します。
みんなのキャラクターを一つの画面に映し出します。
とてもユニークで壮大な動物園が完成しました!
2時間、集中して頑張りました!
次回の開催もおたのしみに。