プログラムレポート
瓦職人のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2024年3月25日開催)
公開日:2024年03月25日
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しごと・ものづくり講座
3月25日は、長澤瓦商店株式会社の長澤歩夢先生と長澤玲奈先生にご協力いただき、プロからまなぶとくべつなおしごと『瓦職人のおしごと』を開催しました。
はじめに、瓦の歴史や瓦職人さんのお仕事・お仕事で大切にしていることなどを教えていただきました。
「お家の屋根が瓦屋根の方はいますか?」の質問に、手を挙げて答えてくれました。
今は、瓦屋根のお家は少ないかもしれませんね。
瓦屋根は、日本の風土に適しており、夏は涼しく、冬は断熱性に優れています。
和瓦は一枚当たり2.6kg~2.8kgほどで、平板瓦は一枚当たり3.6kgほどだそうです。
実際に瓦を持って重さを比べてみました。
「思っていたより軽いんだね!」「どっしりとしていてかっこいい!」「硬くてじょうぶそうだね」と、瓦を持った感想を発表してくれました。
屋根に瓦を運ぶ時は、ウインチという道具を使って運ぶのだそうです。
早速、みんなも職人さん体験に挑戦してみます。
瓦切り体験「押し切り体験」と、瓦のもとになる粘土を使った「型押し体験」を行いました。
「押し切り体験」は、歩夢先生が見本をみせてくれましたよ。
みんなも挑戦します。
慎重かつ丁寧に切れ目を入れていきます。
見事、きれいに切ることができました。
「型押し体験」は、「鬼瓦」の職人の玲奈先生が教えてくれました。
粘土をこねて、その粘土を石膏の型に詰めていきます。
指先でグッと粘土を押し込むようにして型に詰めます。
ゆっくりと型から外すと素敵な作品が現れます。
貴重な体験ばかりでしたね。
歩夢先生、玲奈先生、ありがとうございました。