3月24日は静岡県板金工業組合清水支部の林先生、伏見先生、金井先生にご協力いただき、「銅板ヘラ出し」講座を開催しました。

「銅板ヘラ出し」は、金属の板をヘラで押すことで形をつけ、立体的にする金属加工の技法のひとつです。

どんな作品を作ることができるのか非常に楽しみですね。

はじめに、下絵を選びます。

続いて、銅板の上にベニヤ板を置きボールペンを使って線をつけます。

次に、銅板をひっくり返して、カーボン紙を使って銅板に絵を写します。

しっかり描けているか、写し残しがないか確認をしながら写していきます。

きれいに写すことができましたね。

次に、銅板に移った線をボールペンで強くなぞります。

やや力のいる作業です。

みなさん、真剣です。

くっきりとした跡がつきました。

銅板をひっくり返し、ヘラを使って立体感を出していきます。

先のとがったヘラや先の広いヘラなど、イメージに合わせて使い分けます。

凹凸が浮かび上がると、銅板の輝きが増しますね。

先生方の指導を受けながら根気強く作品作りに励んでいました。

出来上がった作品は、ベニヤ板に取り付け、穴をあけて紐を通します。

仕上げに、ピカピカになるまで磨き上げ、ツヤ出しラッカーを吹き付けて完成です。

是非お家に飾ってくださいね。

伏見先生、林先生、金井先生、貴重な機会をありがとうございました。