プログラムレポート
まぐろソムリエのおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2024年2月24日開催)
公開日:2024年02月24日
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とくべつなおしごと
2月24日は、フジ物産株式会社の大井先生と堀江先生にご協力いただき、「まぐろソムリエのとくべつなおしごと」を開催しました。
フジ物産株式会社は、マグロ餌料や船舶燃油類などマグロ漁船業に関わる業務を行っています。
なんと、餌料販売では、市場シェア日本No.1を誇っています。すごいですね。
今回は、マグロ愛が非常に強い、大井先生と堀江先生がマグロに関することを詳しく教えてくれましたよ。
マグロはどの辺りで水揚げされるでしょう。
種類によって、エリアが異なります。
マグロ船が目的地に着くまでには日本を出てから2週間ほどかかるそうです。
往復で最低でも4週間はかかることにみんなとても驚いていました。
では、漁師さんたちはどのようにしてマグロを獲っているのでしょうか。
はえなわ漁法という漁法です。
はえなわ漁法は、一本の長い縄に約3000本の釣り針の付いた縄を海中に垂らす漁法です。
縄の長さは全長で約150kmあり、これは直線距離にして静岡から東京まで達する長さだそうです。
すごい長さです。
続いて、マグロのえさについてです。
「まぐろはどんなものを食べるのかな?」と堀江先生からの質問に、「えび」「小魚」「貝」など発表してくれました。
この中に正解はあるかな?
堀江先生がマグロの好物を持ってきてくださいましたよ。
「いわし」「あじ」「さば」、皆さん大正解です。
次に、大井先生が4種類のマグロの特徴について説明してくれました。
- クロマグロ
体長は2m前後で体重は150kgほど。とても大きいですね。
- ミナミマグロ
体長は1.8m前後で体重は100kgほど。クロマグロに続いて大きいまぐろです。
- メバチマグロ
体長は1.5m前後で体重は70kgほど。大井先生とほぼ同じ身長だそうです。
- ビンナガマグロ
体長は0.8m前後で体重は15kgほど。今習ったまぐろに比べると小ぶりですね。
さあ、みんなでこの4種類のまぐろの食べ比べをしてみましょう!
楽しみですね。
クロマグロから順番に食べていきます。
「しっかりしていて美味しい」「味が濃い(その分しょっぱく感じる)」「脂がのっていて美味しい」「普段、お家でよく食べている味」「回転ずしで食べる味に似ている」などそれぞれのマグロの感想を発表してくれました。
食べ比べの結果、子ども達の中ではビンナガマグロが一番人気でした。
「4種類の中で一番柔らかい!」「あまり噛まなくても食べることができるので食べやすい」「味もさっぱりしていてちょうどいい」という感想でした。
美味しいマグロを食べることができて大満足でしたね。
是非、今日学んだことをお友達やお家の方に教えてあげてくださいね。
大井先生、堀江先生、貴重な機会をありがとうございました。