プログラムレポート
カカオ豆からチョコレート!講座の様子(2024年1月27日開催)
公開日:2024年01月29日
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しごと・ものづくり講座
1月27日は、静岡市葵区七間町のクラフトチョコレート専門店Concheと、エスパルスドリームプラザの茶菓子屋コンチェの田中克典先生のご協力によるカカオ豆からチョコレートを作る講座を開催しました。
今月2回目の講座となります。前回の様子はこちら▼
まずは、チョコレートの材料について先生から質問がありました。
「カカオ豆以外でチョコレートに入っているものはなんでしょう?」
「砂糖!」
砂糖はすぐに答えられましたね。もう1つはなんでしょう?
「コーヒー?」「バター?」
正解は「牛乳」でした。今回は粉状の牛乳を使用すると教えてもらいました。
材料とチョコレートの作り方を教えていただいたところで、早速作業に移ります。
まずはカカオ豆の殻むきです。
カリカリに乾燥しているので、なかなか難しかったですね。中から真っ黒なカカオの豆がでてきました。
乳鉢に入れてつぶしていきます。
最初はブツブツだったカカオがだんだんと細かく粉砕されていきます。3人1組で交代しながら行いました。
ぐるぐる回していくと、油がでてきて、ねっとりとしてきました。
ホワイトチョコレートや全乳粉、砂糖も入れていきます。
この日は気温が低かったので、途中で電子レンジで器を温めました。
全体の温度が上がり、溶けてきました。とてもおいしそうなチョコレートになってきました!
くちどけのいいチョコレートにするために、更にすりつぶしていきます。
なめらかな状態になってきました。
先生が温度計で温度を測ると30℃以上あったので、優しく混ぜながら温度を下げていきます。テンパリングという作業です。
適温になったところで、米粉でできた最中の皮のような型に流し込み、冷蔵庫に入れて固めました。
慎重に3等分にしていました。
チョコレートが固まったら、冷蔵庫から取り出し、包材(袋)に入れます。
最後に包材の開口部を密封する機械を使って自分で密封しました。
手作りチョコレートの完成です!
約1か月くらい持ちもすると聞き、バレンタインに渡せる!と喜んでいる参加者もいました。
苦労して作ったチョコレート、食べてみるのが楽しみですね。
コンチェさん、ご協力ありがとうございました!