プログラムレポート
JICAのおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2024年1月13日開催)
公開日:2024年01月13日
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とくべつなおしごと
1月13日は、JICA静岡県デスクの加藤伶奈先生にご協力いただき、海外での活動や国際協力について学ぶおしごとを開催しました。
伶奈先生は、2020年1月までJICA海外協力隊として東アフリカのタンザニアで活動をしていました。
はじめに、伶奈先生からみんなに質問です。
「タンザニアという国名をきいたことがありますか?」
ほとんどの方が、きいたことがないとのことでした。
タンザニアの位置をみんなで確認して、タンザニアに関するクイズを伶奈先生からいくつか出題してもらいました。
「ここはタンザニアだと思う?」
「アフリカは自然豊かなところだから、こんなにたくさんビルがあるかな?」
「正解は、タンザニアです。ダル・エス・サラームという大都市で、日本でいうと東京のようなイメージかな。」
タンザニアについて色々学ぶことができましたね。
伶奈先生は、タンザニアでコミュニティ開発行政職員としてお仕事をしていましたので、お仕事内容を詳しく教えてもらいました。
タンザニアの方たちにとって、書籍は非常に高価です。
学校の教科書も3人で一冊を使うような状況だそうです。
そのため、学校での読書環境づくりや図書館の利用について促す活動をしていました。
そのほか、地域の方々の経済状況を改善させるために、アフリカ布の端切れでヘアゴムやシュシュを地元の方に作ってもらい、それらをホテルやネットで販売しました。
すごいですね。
これらの活動は、日本に帰国された後も現地の方と連絡を取って、経過確認をしているそうです。
続いて、スワヒリ語をみんなで一緒に学びました。
二人一組になってスワヒリ語で自己紹介をします。
皆さん、さすがです。
上手にできましたね。
最後に、伶奈先生からティンガティンガ・アートの塗り絵をプレゼントしていただきましたよ。
ティンガティンガ・アートは、1960年代末、タンザニアで発祥した絵画スタイルです。
「黒・白・赤・青・黄色・緑色の6色を使って、是非チャレンジしてね!」と伶奈先生から。
Asante(ありがとう)!
貴重な機会をありがとうございました。