プログラムレポート
ミニロボプログラミング 講座の様子(2023年8月10日開催)
公開日:2023年08月11日
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しごと・ものづくり講座
8月10日は、一般社団法人ミニロボのご協力で、小6~高校生向けプログラミング講座を開催しました。
サッカーロボットでおなじみの『ミニロボ』。
今回は、そのミニロボを使ってプログラミングに挑戦します!
▼昨年開催した際の様子はこちらをご覧ください。
株式会社アイエイアイから、伊東先生、望月先生にお越しいただきました。
株式会社アイエイアイでは様々な産業用ロボットを作っています。
CMを見たことがある方も多いのではないでしょうか。
産業用ロボットにも様々なプログラムが組まれています。
では『プログラム』とは、『プログラミング』とは一体どういうことなんでしょうか。
『プログラミング』・・・コンピューターに命令をすること。
『プログラム』・・・コンピューターにさせる行動を順番に書き出したもの。
と、教えてくれました。
身近にあるプログラミングされているものにはどんなものがあるか考えました。
家の中だけでも、様々なプログラムで溢れていますね。
ここからは、micro:bit(マイクロビット)を使ってミニロボをプログラミングしていきましょう。
みなさんがよく知っているミニロボとは、見た目が少し違うミニロボです。
micro:bitにパソコンで作ったプログラムを取り込み、そのmicro:bitをミニロボに差し込んでプログラムを実行します。
◆micro:bitのLEDを光らせる
micro:bitの「A」ボタンを押すとLEDが点灯して、「B」ボタンを押すと消灯する・・というプログラムに挑戦!
なんなくクリアしました!
◆「加速度センサー」を使ってみる
micro:bitを振るとLEDが点灯し、micro:bitを上に向けると消灯する・・というプログラムに挑戦!
先ほどのボタンを使っていたのが、動作に置き換わっただけなので、こちらも簡単にできました。
◆「磁気センサー」を使ってみる
磁石を近づけるとLEDが点灯し、遠ざけると消灯しました!
近付ける距離によって、感知する磁石の力は変化するので、近づける距離によってLEDの表示を変えるプログラムも作ってみました。
ハートから、スマイルマークにLEDが変化するのが見えたでしょうか?
◆「超音波センサー」を使ってみる
超音波センサーは物との距離を測っています。
前に物があると前進するプログラムを組んでみました。
手をかざすと、ミニロボが走り出しました!
ここからは、学んだ内容を活かして課題に挑戦します!
■課題①:超音波センサーを使って、壁をよけて走り続けるプログラミング
悩みながら、どんなプログラミングになるか考えました。
バッチリできました!
■課題②:壁に向かって進み、壁を避けて左に曲がって、ゴールにシュート!
だんだん課題の難易度も上がります。
超音波センサーも磁力センサーも駆使したプログラムを考えます。
ついついパソコンの前で頭を抱えてしまいますが、失敗しても大丈夫。
試しにプログラムを実行して、どうしたら次は成功するのか、どの部分が違ったのか考えることも大切だと先生が教えてくれました。
■課題③:壁伝いに一周走って、最後はゴールにシュート!
最後の課題です。
壁伝いに走る・・・どうしたらいいんでしょう?
トライアンドエラーを繰り返します。
行動の順番を考えてプログラミングする・・・ということがかなり重要になっていきます。
それを踏まえて、順番を間違えていないか、どこかおかしいところはないか確認して、再度プログラミングします。
3つ目の課題もクリア!!おめでとうございます。
数値の設定があったり、プログラムの順番で悩んだり、たくさん頭を使った2時間になりました。