プログラムレポート
理学療法士による身体ケア 大人向け講座の様子(2023年6月5日開催)
公開日:2023年06月05日
-
ちびっこプログラム
6月5日は、理学療法士の松下友貴先生のご協力で、身体ケアに関する大人向け講座を開催しました。
未就学児をもつ保護者様が2名ご参加くださいました。
松下先生は、これまで理学療法士として病院や老人介護福祉施設で勤務されていました。
現在は整理収納アドバイザーとして『まっちゃんの整理収納宅配便』としての活動もしながら、コンディショニングサロンの理学療法士として勤務されています。
この講座では、理学療法士の観点から、育児や家事によって起こる身体の不調を自分で整えられるコツを学びます。
松下先生自身が1児のママ。参加者のみなさんの悩みに寄り添いながら進行します。
「身体の不調、どんな悩みがありますか?」と先生。
参加者からは「肩こり」や「腰痛」、「足のむくみ」などがあがりました。
身体が不調だと、心にも余裕がなくなって元気が出なくなることがありますね。
不調が出る前に、時間やお金をなるべくかけずにセルフケアできるのが理想ですよね。
すぐに生活に取り入れられるケアとして『姿勢に気をつける』ことを教わりました。
- 座る姿勢
- 立つ姿勢
- 歩く姿勢
それぞれ先生と一緒に確認していきます。
「骨盤が立つように」座ります。
どのようにすればいいのか、先生が一人一人丁寧にアドバイスをしてくれます。
「なんだか座高が高くなったような気がする!」
「背筋がシュッとしたような感じ!」
少しずつ、参加者のみなさんも自分の変化を感じていました。
続いて、立つ姿勢・歩く姿勢も確認します。
日常生活の中で、知らず知らずのうちに身体のバランスが崩れていたり、歪みが生じたりしていて、その積み重ねが不調となって現れます。
正しい姿勢で、正しい身体の使い方ができるトレーニング方法も教えていただきました。
- 片足立ち
- つま先上げ
- 踵上げ
- 前方ステップ
- 側方ステップ
- タンデム
「ママがんばれ~」
ママの様子をお子さんが確認にきました。
参加者のお二人からも積極的に質問が飛び交い、あっという間の1時間でした。
キッチンに立つとき、掃除機をかけるとき、お子さんを抱っこする時・・・など、日常の中の動作を行う時に、ぜひ今日学んだ「正しい姿勢」を意識してみてくださいね。
松下先生、ありがとうございました。