プログラムレポート
静岡市立服織中学校 学校団体利用の様子(2023年5月25日開催)
公開日:2023年06月03日
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その他
ま・あ・るでは、小学生~高校生まで団体利用の受け入れを行っています。
5月25日は静岡市立服織中学校の特別支援学級の1~2年生のみなさまにお越しいただきました。
今回は、「職業・ものづくり体験」としてプラモデルメーカーのおしごとを学んだあとプラモデルづくりを行いました。
最後に「ちょっとおしごとやってみよう&おかいもの」にも挑戦してもらいました。
まずは、プラモデル製造メーカーの方から、お話をうかがいました。
講師をしてくれたのは、(株)スタジオユーワの望月先生と、アオさんこと青柳先生です。
最初に望月先生からプラモデルメーカーのおしごとについてお話をしていただきました。
ご存じの方も多いとは思いますが、静岡はプラモデル発祥の地です。
全国にはおよそ40~50くらいのプラモデルメーカーがあり、なんとそのうち、静岡を拠点にしているメーカーはおよそ15くらいあるそうです。
プラモデル発祥の地ということで、静岡市では「静岡市プラモデル化計画」が進行しており、静岡市内にはプラモデルを模したモニュメントがいくつかあります。
ポストや公衆電話などは以前からあるので、静岡市内で見かけたこともある方もいるのではないでしょうか?
最近、葵区の駿府城公園外堀沿いには、家康の甲冑モニュメントも登場したとのことです。
子どもたちからも「実際に見たことあるよ!」という声があがりました。
実際のプラモデル製品もたくさん見せてもらいました。
この製品のパッケージのイラストは手描きだそうです。本物の船のようでかっこいいですね!
箱の中には、必ず組み立て説明書があります。
こちらもプラモデルを作るために必要不可欠なものですね。説明書もプラモデルメーカーで企画・編集・作成をしているそうです。
プラモデルは、大まかな流れとして商品の企画をして、製造をし、出荷するという流れでお店に並ぶということを教えてもらいました。
プラモデルの原材料のプラスチックについてのお話も伺いました。
プラモデルは原材料を金属の型に流しいれ、固めて作っています。
実際に使用している「プラモニャル」の型を見せていただきました。
生徒さんから、「型から抜き出すのはどうするの?」という質問に対し、「針のようなもので押し出して抜き出すよ」と先生が教えてくれました。
お話を聞いた後は、いよいよプラモデルづくりです。
今回は「プラモニャル」「プラモざる」「プラモザルロボ」の3つのプラモデルから好きなものを1つ選びました。
どのプラモデルもかわいくて悩んでしまいますね。
そしてニッパーを使ってパーツを切り離していきます。
ニッパーでパーツを切った後は、やすりを使って出っ張りを削り、なめらかにしていきます。
手で触ってみて、何度も出っ張りがでていないか確認をしています。
続いてプラモデル用の接着剤を使って本体に手や足のパーツをくっつけていきますが、その前に「仮組」といって足や手の向きを組み合わせてはめ込んで、完成した形を確かめていきます。
完成図を頭に入れたあとに、接着剤をつけてくっつけました。
今回使用したプラモデル用の接着剤は強いにおいがなく、オレンジの香りでした。
お友達同士で、協力しあって接着剤を使ってくっつけている姿も見られました。
プラモデルを通して、より仲良くなりそうですね。
真剣な表情で、プラモデルをつくっているみなさん!すごい集中力です。
全体のバランスを先生に見てもらいます。
「プラモニャル」は、足としっぽで支えるため、向きが少しでも違うと倒れてしまうので、調整が難しそうでした。
本体の組み立てが終わったら、いよいよ塗料を使って色をぬっていきます。
完成を想像しながら、塗りはじめます。
細かい部分もあるので、丁寧に塗っていきます。
ついに完成しました!
それぞれ素敵なプラモデルができました。
完成品と一緒に集合写真を撮りました。
プラモデルづくりの次は、「ちょっとおしごとやってみよう」に挑戦しました。
まずは館内に設置しているクイズに挑戦します。
回答を紙に書いていきます。
みんなで回答を確認しました。全問正解の子が多かったです。
続いて、「まあるんを探せ」に挑戦しました。
「こっちにあるよ」「一緒に探そう」などと、みんなで協力して探していました。
「ちょっとおしごとやってみよう」をがんばったみなさんに、まある通貨のお給料をお渡ししました。
さっそくもらったお給料をもって、お買い物に行きます。
商品を迷いながら選んでいます。
すてきなお買い物ができたかな?
この日は清水第二中学校の3名が『ま・あ・る』に職場体験に来ていたので、お店の店員さん役をお願いしました。
お買い物を終えたところでプログラムはすべて終了となりました。
服織中学校のみなさま、ありがとうございました!
またま・あ・るに遊びに来てくださいね。