プログラムレポート
海洋スポーツ研究者に学ぶ スタンドアップパドルボート体験 講座の様子(2017年8月27日開催)
公開日:2017年08月29日
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しごと・ものづくり講座
夏休み最後の日曜日、8月27日はま・あ・るで初めての海での館外講座が三保の海岸で行われました。講師は東海大学海洋学部の鉄先生と合志先生です。東海大学の学生さんも2人協力してくれました。又、今回の講座は静岡市のプレミアムフライデー(プレミアムウィークエンド)のイベントとして開催しました。
お天気は薄曇りの絶好の海洋スポーツ日和となりました。静岡市内・市外から応募してくれた15組の親子が参加しました。
まずは先生たちから自己紹介。そのあと今回挑戦するスタンドアップパドルボート(通称SUP「サップ」と呼ぶそうです)について説明してもらいました。手軽に楽しめる海洋スポーツとして最近注目されていますが、実は似たようなものは昔からあったそうです。
ライフジャケットを着用して、準備体操をしっかりしたあと、いよいよ海に向かいます。
まずは砂浜で乗り方を教わりました。陸の上だとボードが動かないので、簡単そうに見えますが、実際に乗るのは揺れる海の上。さて、みんなうまく乗れるでしょうか。
ボードに乗って海に入る前に、まずはライフジャケットをつけて海に浮かんでみました。
ボードから落ちた時にどうしたらいいのかを教わりました。海に浮かぶだけで子供たちはとても楽しそうです。
3チームに分かれて、交代で海に入りました。
最初から立つのは難しいので、まずは座って感覚を覚えます。
後ろに保護者の方が座って2人乗りにも挑戦。陸の上とは違ってやはりバランスが難しそうですが、徐々にうまく乗れるようになってきます。
だんだん慣れてきたところで、恐る恐る立ち始める子ども達。最初はみんな腰が引けてしまいましたが、思い切って立ちあがり、うまく乗ることができました。子ども達の吸収力はさすがです!
立ってこぐのに自信がついてきたら、少し遠くまで乗っていきました。陸の近くはほとんど風がないのですが、少し離れると風が強くて、スピードが出るようです。遠くに行き過ぎた場合は大学生がボートでサポートしてくれました。
途中、バランスを崩して、落ちてしまう場面もありましたが、なんとか自力で上りました。
1時間程度体験し、休憩をはさみ、最後に3チームに分かれて親子でリレーを行いました。順番をジャンケンで決める子ども達。
親子で乗って近くに準備したブイをぐるりと回って次の親子に交代するというレースです。
前半1位だったチームが途中で最下位になり、最後にアンカーの追い上げで再び1位に浮上して優勝するという波乱のレース展開でした。
最後は全員で大きな声で応援して見事にゴールを果たしました。※レースの様子は記事と写真のあとにある動画でご覧ください。
レースが終わったところで講座終了の時間となりました。
夏休みの最後にとても貴重な素晴らしい経験ができて、子ども達の夏のよい思い出になったと思います。先生方、ご協力ありがとうございました。