プログラムレポート
はじめてのスプリンギン 講座の様子(2023年5月20日開催)
公開日:2023年05月25日
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しごと・ものづくり講座
5月20日は株式会社データファームの勝又孝幸先生と勝又啓太先生にご協力いただき、Springin’(スプリンギン)の講座を開催しました。
勝又孝幸先生は普段、会社のホームページを作ったり、会社の中が便利になる仕組みを作ったりしています。
今回もSpringin’の「FUKUOKA Creators Award2020」でサウンド賞を受賞した啓太先生にサポートしてもらいます。
▼前回の講座の様子はこちらからどうぞ。
Springin’(スプリンギン)は文字を使わず直感的な操作で、オリジナルゲームや絵本などが作れる創造的プログラミングアプリです。
講座のテーマは”Springin’のことを「知ること」「やってみること」「楽しむこと」”です。
分からないことがあったり、間違っちゃったかなということがあったり、他の人と比べて遅れているかも?と思うことがあっても気にしないこと。
とにかくSpringin’というアプリを触ってみて、色々やってみましょう!
初めに今日作るゲームを先生が見せてくれました。
矢印ボタンとジャンプボタンを使ってアイテムを取るアクションゲームです。
早速、Springin’の画面に線を引いてみましょう。
描けません!でもそれが正解です。
初めの画面は色々なパーツを置く画面です。Springin’では「シーン」と呼んでいます。
パーツを描くときは、左上の「+」ボタンを押して「アイテム作成画面」を出してパーツを描きます。
今度は描けました!
パーツが描けたら、右下の緑のチェックマークを押して完成です。
完成したパーツは画面の左側の「アイテムリスト」の中に入ります。
「シーン」作業をする前に、パーツを作っていきましょう。
今日は矢印で動いたりジャンプをしたり、アイテムを取ったりするゲームを作ります。
先生が作るパーツをモニターに映してくれたので、確認しながらひとつひとつのパーツを作っていきます。
床を描いた時のことを思い出しながら、それぞれのパーツを作っていきます。
パーツの準備ができたら「シーン」に並べていきます。
床を置いて、その上に主人公を置いて、床にアイテムを置きます。
床の下のほうに主人公を操作するボタンを並べておきましょう。
並べただけでは、先生が見せてくれたようなゲームにはなりません。
ここから、シーンやパーツに指示を与えていきます。
先生が見せてくれたように、主人公が床に着地するためにはシーンの中に重力をつけないといけません。
リンゴのマークを出して、重力の方向を指示します。
重力に引っ張られてパーツが落ちてしまわないように、床やボタンなどのパーツをタッチしてピンのマークをタッチして緑に変えます。
動かしたくないパーツにはピンを、回転させたいパーツには風車をタッチしてオンオフを切り替えることでパーツに指示をして振る舞いを与えていきます。
Springin’では難しいプログラムの言葉を使わずに、アイコンをタッチして指示を作っていくんですね。
お試しプレイを繰り返しながら、自分の思っている通りにパーツが振る舞っているか確認しながら作業を進めます。
矢印ボタンと主人公のパーツ同士の関係や、主人公とアイテムの関係など、つながりのあるパーツ同士にも指示を与えていきます。
難しいところは先生に教えてもらいながら……できました!
できあがったら、テストプレイで遊んでみます。
操作ボタンに合わせて主人公が動くかどうか、主人公がアイテムにぶつかるとアイテムが消えるか、自分がプログラムしたものがきちんと動くか確認しましょう。
先生が見せてくれたアクションゲームと仕組みは同じですが、皆さんそれぞれ色々な絵を描いたので全て違うゲームになりましたね。
基本のゲームができたら、改造をしてみましょう。
既にシーンにおいてあるパーツをコピーすれば、パーツにしてある指示もそのままコピーされるのでとっても便利です。
アイテムを増やしたり、床を増やしたり、床を縦にして壁にしたり、新しいパーツを描いて作ったりと、皆さんそれぞれに色々な改造をして楽しんでいました。
Springin’ではマイクで録音をして音をつけることもできます。
録音の仕方は啓太先生が教えてくれました。
録音した音を、高くしたり低くしたり、速くしたりゆっくりしたりと、ここでも色々遊べちゃいますね。
啓太先生の作ったゲーム「フライングマン」を見せてもらいました。
お芋を食べると、大きなジャンプができて先に進めるようになるゲームです。
BGMは啓太先生の声です。
その他にも色々なゲームの作り方を教えてもらいました。
出来上がったゲームを交換して、みんなでやってみるのも楽しいですね。
今回はワークショップモードで講座を行いましたが、通常のSpringin’では作った作品を世界中に発表したり、世界中の人が作ったゲームを自分のタブレットにダウンロードして遊ぶことができます。
啓太先生が紹介してくれた、驚きの結末を迎える「フライングマン」も是非ダウンロードしてプレイしてみてください。
またの開催をお楽しみに!