プログラムレポート


助産師のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2023年3月30日開催)

3月30日のプロからまなぶとくべつなおしごとは、助産院こうのとりの佐藤正枝先生のご協力で『助産師のおしごと』を開催しました。

 

助産師のおしごとは、妊娠から出産、育児に至るまで、母子の健康を支えるおしごとです。

今回は、助産師さんのおしごと体験として出産時の補助・・・赤ちゃんを取り上げる体験をさせていただきました。

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

妊婦さんの陣痛が始まり、赤ちゃんの頭が見えてきました。

いきなり飛び出てこないように、助産師さんがそっと手で赤ちゃんの頭を押さえます。

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

少しずつ赤ちゃんの頭が出てきます。

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

赤ちゃんは、右か左、自分の向きやすい方向に顔を向けるので、そしたら頭と首を支えます。

当たり前ですが、首が座っていないのでかなり不安定な状態です。

使用した赤ちゃんのぬいぐるみは、実際の新生児の重さを再現しています。

「ぐにゃぐにゃだ!」

「あたまが重い!」

おっかなびっくり、でも大切に大切に赤ちゃんを扱います。

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

肩や腕が出てきました。

首を支えながら、背中も支えてあげます。

「もうちょっとで生まれるね、ママもがんばれ~!」

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

 

「おめでとうございます!!」

ママに向けて赤ちゃんを見せるように抱き上げます。

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

赤ちゃんとママを繋ぐ「へその緒」をカットします。

2023年3月30日_助産師のおしごと

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

 

ふわふわのきれいなタオルで赤ちゃんを包んであげましょう。

2023年3月30日_助産師のおしごと

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

赤ちゃんが産まれた後にも大事な仕事が残っています。

赤ちゃんに大切な栄養を送っていた「胎盤」を取り出します。へその緒のことは知っていても、胎盤については初めて知った子が多かったですね。

2023年3月30日_助産師のおしごと

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

この一連の流れを、ひとりひとり体験させていただきました。

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

 

他にも、胎児の大きさ・重さを再現したぬいぐるみも見せてもらいました。

 

妊娠3ヶ月の赤ちゃん。

こどもの手のひらにもすっぽりおさまるほど小さいんですね。

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

妊娠5ヶ月の赤ちゃん。

2023年3月30日_助産師のおしごと

腕や脚ができてきていますね。

 

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

2023年3月30日_助産師のおしごと

 

命が誕生する尊さを感じる時間となりました。

 

妊婦さんの身体だけでなく、心にも寄り添うお仕事。

とても大切なお仕事ですが、常に人手不足なのだとか。

 

参加されたみなさんも「助産師のおしごと」を知り、少しでも興味をもってもらえたら嬉しいです。

なお、現在の日本では助産師になれるのは女性のみだそうです。

 

 

とても貴重な体験をありがとうございました。

 

 

画像ギャラリー

動画