プログラムレポート
アクションゲームを作ろう! 講座の様子(2023年3月27日開催)
公開日:2023年03月31日
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しごと・ものづくり講座
3月27日はゲームクリエイターの岩本三四郎先生のご協力でアクションゲームを作る講座を開催しました。
アクションゲームツクールMVを使って、左右の操作とジャンプをしながら敵を倒してゴールを目指す2Dのアクションゲームを作ります。
まず最初に、先生が今日の目標のゲームを見せてくれました。
他にも、現在発売中の先生が作ったゲームも紹介してもらいました。
Nintendo Switchでダウンロードできる、「ツクールシリーズ」の中の「GAME BUDDY」シリーズや「GAME BATTLE TYCOON」は先生がアクションゲームツクールMVで作ったゲームです。
気になった人はチェックしてみてください。
午前中はキャラクタの作成です。
今回使う主人公のキャラクタは64×64の点で描かれています。
フリーペイントツールのファイアアルパカを使って、キャラクタを描いてみます。
64×64の点でキャラクタを表現するのは難しいですね。
初めに「止まっているところ」を描きます。
歩かせたり、ジャンプさせたりする時に、余白の部分で頭の上下や腕を振ったりする表現ができるように、少し余白をもって描けると良いですね。
カクカクした点々(ドット)で描かれているのに、ゲームの中の大きさになるときちんと形に見えるのは少し不思議ですね。
点をポチポチ打ちながら、キャラクタを完成させていきました。
午後は、いよいよゲームの部分を作っていきます。
ゲームに出て来るキャラクタには、キャラクタの絵とは別に「ここまでがキャラクタの大きさだよ」ということを指定する必要があります。
敵や、壁、アイテムなどにも同じように「キャラクタの大きさ」を指定することで、敵や壁などの障害物に「ぶつかる」ことができます。
アイテムを取ることができるのも、この「大きさの指定」がしてあるからです。
でも、ただアイテムとぶつかってアイテムが消えるだけだと、そんなに「取った感じ」がしなくて、気持ちよくありません。
そこで先生がこんなことを教えてくれました。
アイテムを取ったときに、アイテムが消えるだけじゃなく、音が出ることで、「取った感じ」がして、嬉しい気持ちになりますね。
「動き」「見た目の変化」「音」など、全てがきれいにつながると、ゲームを遊ぶ人が遊びやすくなります。
こういう細かいところを考えるのも、ゲーム作りには大切なんですね。
基本的なことが分かったら、後は自由に作っていきます。
自分のやってみたいことを先生に質問して、どんどんゲームが出来上がりました。
新しいアクションを自分で作ってみましょう!
背景や、ステージのデザインも好きなようにやってみましょう!
出来上がったら、友達とゲームを交換してテストプレイをしてみました。
やりたいことが上手くいかない時は、先生にどんどん質問します。
先生が丁寧に色々教えてくれました。
皆さんそれぞれに、楽しそうなゲームが出来ました!
たくさんのキャラクタを操作するゲーム!
敵を連続で踏んずけてジャンプするゲーム!
大きな敵が出て来るゲーム!
色々なゲームが出来ましたね!
午前午後合わせて4時間の講座でしたが皆さん楽しんでゲーム作りのことが学べました。
またの開催をお楽しみに!