プログラムレポート
トリマー体験! 館外講座の様子(2023年2月18日開催)
公開日:2023年02月19日
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しごと・ものづくり講座
2月18日は、中央動物総合専門学校にご協力いただき、トリマー体験の講座を開催しました。
今回が初開催の講座となります。
どんな体験ができるか楽しみです。
とてもかわいいわんちゃんたちがお出迎え。
みんな学生さんのわんちゃんで、パルムちゃん、ピノちゃん、いちくん、わらびちゃんです。
はじめに齋藤先生にトリマーのお仕事について説明をしてもらいます。
- 健康チェック
- ベイシング(シャンプー&リンス)
- 爪切り
- トリミング(カット)
- 耳そうじ
わんちゃんたちの健康チェックは、トリマーさんが仕事を行う上でとても重要です。
今回の体験では、ブラッシング、コーミング、爪切りとトリミング体験をさせていただきました。
スリッカーブラシの持ち方や使い方を教えてもらいます。
皆さんとても上手ですね。
ブラッシングは毛並みをよくするほか、血行促進にもなるようです。
続いて、コーミングを教えてもらいます。
根元からしっかりと毛を立ち上げ、毛並みを整えます。
スリッカーブラシでざっくりとブラッシングをしたら、コームを使って全体を梳かします。
そうすることで短い毛や不要な毛が抜けて、ふわっとした仕上がりになります。
次に爪切りの仕方を学びます。
ペット用の爪切りは特殊な形状をしており、持ち方も普段の爪切りと異なります。
わんちゃんの爪の硬さがマカロニに似ているということでマカロニを使って練習しました。
横から見ると血管が透けて見えるので、血管の数ミリ手前まで切るようにすると安全です。 切りすぎると出血しますし、なによりわんちゃんが痛がりますので十分注意します。
最後はトリミングです。
わんちゃんに合せた形に整えます。
また、トリミングが必要とされる主な犬種には、プードル、マルチーズ、ヨークシャー・テリア、シー・ズーなどがいます。
シングルコートの犬種は、全く毛が抜けないのではなく、一年を通して少しずつ生え変わります。
それを放っておくと、毛が絡まってドレッドヘアのようになってしまうため、カットなどのトリミングが必要になってくるそうです。
プロが使用するトリミング用のハサミを使用させてもらいました。
持ち方は、普段使っているハサミと異なります。ハサミを動かすときは、親指だけを動かして刃を開閉させます。
皆さんとても真剣です。
切れ味の良いハサミですので、慎重に行います。
理想の形にカットをすることができたでしょうか。
動物と関わるお仕事はトリマーのお仕事の他にも色々あります。
是非色々な夢を見つけて下さいね、と齋藤先生。
今回の体験を受けて、トリマーを目指す方もいるかもしれませんね。
齋藤先生、学生の皆様、貴重な機会をありがとうございました。
次回の開催もおたのしみに!