プログラムレポート
清水銀行のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2022年12月26日開催)
公開日:2022年12月27日
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こどもバザール
12月26日は清水銀行さんのご協力で、「清水銀行のおしごと」について教えていただきました。
まず初めに、先生から「お金」について教えてもらいました。
お金には大切な3つの機能についてお話がありました。
- モノを交換する機能
- モノの価値を計る機能
- モノの価値を貯めておく機能
の3つです。
お金がなかったころは、モノとモノの交換をしていました。
しかし、この場合自分が欲しいモノを持っている人を探さなくてはいけませんし、自分が持っているモノを欲しがっている人も探さなくてはいけませんでした。
これでは不便なので、みんなが共通して信頼できる、モノの価値を公平に定める、時間がたっても価値が変わらない「お金」が生まれたそうです。
そして、お金が生まれたことで生まれたのが「銀行」です。
銀行には大事な三大業務があります。
- 「預金」・・・お客様のお金を安全に預かるおしごとです。預けることで、たくさんのお金を一人で守らなくてもよくなります。
- 「貸出」・・・家や車など、大きな買い物をする人にお金を貸すおしごとです。借りたお金は手数料(利子)を付けて定期的に返すようになっています。この手数料の部分が銀行の利益になるそうです。
- 「為替」・・・遠くの人にお金を送りたい時に、手続きをして、銀行同士でデータ上のお金を移すおしごとです。為替の仕組みがあることで、安全に、安心してお金を動かすことが出来ます。「為替」は機械化が進んでいて、今は土曜日や日曜日でも、お金を送ることが出来るようになりました。
もし、機会があれば銀行の窓口で実際にお金を預けてみてくださいと、先生が言っていました。
お金と銀行業務の話が終わったら、今度は札勘定(札勘)のやり方を教えてもらいました。
銀行に入社した人はみんな、この練習をするそうです。
お客様の財産を扱うことなので、「正確に」数えることはとっても大事だと、先生もおっしゃっていました。
また、「早く」数えられるようになると、急いでいるお客さ様からとっても感謝されるとも言っていました。
「正確に」「早く」数えることが大事なんですね。
まず、練習用のお札を先生から分けてもらいました。
本物の一万円札と同じ大きさの、練習用のお札です。
先生から、お金を正しく数える方法を教えてもらいます。
まずは、お札の持ち方から。
中指と薬指の間に挟んだお札を、曲げて、人差し指と親指で挟みます。
本物の一万円札と同じ大きさなので少し大きく感じますし、紙が束になっているとおさえておくのも大変ですが、頑張って持ち方を覚えました。
次に、数え方です。
左手の親指と人差し指でしっかり挟んだお札を、右手の親指を使って1枚1枚ずらしていきます。
先生がテーブルを回りながら、ひとりひとりに丁寧に教えてくれました。
少し難しいですが、頑張って練習しました。
練習が終わったら、札勘競争をしました。
同じ枚数の束を参加者に配って、よーいスタートで数え始めます。
今回は、「正確さ」と「早さ」の両方を競います。
数え方は先生から教わったやり方でも、そうでなくても大丈夫です。
どんな数え方が一番正確で、一番早いでしょうか。
終わった人から手を挙げて番号札をもらいます。
全員数え終わったら枚数を聞いていきます。
49枚かな?50枚かな?同じグループで同じ枚数の束を数えたのに、色んな答えが出てきました。
一番早くて、一番正確だった人は、特別賞をもらうことが出来ました。
やったね!
とくべつなおしごとは40分のおしごとで、おきゅうりょうが400まある支払われます。
バザールに参加した時に、とくべつなおしごとを紹介してもらったら是非参加してみてね!