プログラムレポート
パイロット・キャビンアテンダントのおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2017年8月11日-12日開催)
公開日:2017年08月13日
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こどもバザール
8月11日と12日は公益財団法人 日本航空教育協会さんのご協力による「パイロットのおしごと」と「キャビンアテンダントのおしごと」が行われました。
「キャビンアテンダントのおしごと」を教えてくれたのは元キャビンアテンダントでとして活躍されていて、現在は日本航空学園で先生をしている方と現在キャビンアテンダントになるために日本航空大学校で勉強中の学生さんです。
まずは、キャビンアテンダントの制服を着て、首にはスカーフをつけてもらいました。
準備が整ったらいよいよお仕事体験スタートです。
まずは立ち方やおじぎの仕方などを教えてもらい、そのあとキャビンアテンダントとして一番大切な笑顔の練習をしました。歯をみせて笑うのは思ったより難しかったようです。練習後には全員、素敵な笑顔になりました。
そのあとは、機内アナウンスのおしごとです。特別に用意してくれた飛行機の座席に座り、原稿をみながら練習します。
自信がついてきたらみんなの前で実践です。緊張しながらも丁寧にアナウンスができました。先生に英語の発音をほめられている子もいました。
最後はドリンクサービスです。機内用の本物のカートを使って行いました。
飲み物を何にするか決めてもらい、その飲み物をお客様にお渡しします。「かしこまりました」「ごゆっくりどうぞ」など、いつもはあまりつかわない言葉も使いました。お客さん役は見学していた保護者の方がやってくれました。
最後はお客さんをお見送りです。外国人の方には「Thank you!」と笑顔で言いえるよう練習しました。「ありがとうございました」のおじぎも完璧でした。
そして隣のブースでは「パイロットのおしごと」が行われました。本格的なシュミレーターを使った操縦体験です。
こちらもまずは制服を着ました。パイロットは安全第一。墜落しないように上手に操縦できるでしょうか。
はじめての操縦体験に、最初はとまどっていましたが、だんだんと慣れてうまく操縦できるようになっていました。集中して操縦して、無事に着陸できると嬉しそうでした。
今回は2台のシュミレーターで2種類の飛行機の操縦をさせてもらいました。
最後に終了証をもらいました。飛行機の操縦は難しかったけど楽しかった!という子がほとんどでした。
2日間とも満席の大盛況で終わりました。おしごと体験が終わったあとに個人的に先生方に質問をする子を何人かみかけました。「キャビンアテンダントになるには今何をがんばっておけばいいですか?」「目が悪くてもパイロットになれますか?」など、積極的に質問していました。
今回、参加してくれた子どもの中から将来キャビンアテンダントやパイロットになる子がでてくるかもしれません。何年後かが今からとても楽しみです。
日本航空教育協会のみなさん、2日間ご協力いただきありがとうございました。