プログラムレポート
3D空間を体験しよう! 講座の様子(2022年8月27日開催)
公開日:2022年08月27日
-
しごと・ものづくり講座
8月27日は株式会社サードウェーブの山石大樹先生と山田弘佳先生にご協力いただき、3D空間を体験する講座を開催しました。
はじめに会社紹介と、メタバースについて教えていただきました。
メタバースとはインターネットにつながったバーチャル空間で、ユーザー同士がアバターを介してコミュニケーションやコンテンツを楽しめる世界のことです。
また、メタバースは専用ゴーグルをかけて仮想世界に没入するVR(バーチャル・リアリティ:仮想現実)と異なり、インターネット上に存在する仮想の「空間」で、VR機器の有無に関係なく利用することができます。
VRは、仮想空間を現実のように感じ取れる「デバイス」や「技術」で、VR機器が必要です。
しかし、メタバースの定義はまだ定まっていないとのことで、今後変化する可能性が十分にあるそうです。
メタバースが大きく取り上げられる昨今、VRのほかに、AR、XR、MRというものがあります。
これらの違いについても丁寧に説明していただきました。
解説後は、理解力を確認する意味でクイズを行いました。
皆さん、しっかりと理解できていました。
すばらしいです。
続いて、3D空間の制作に取り掛かります。
メタバースのプラットフォームはNTTが提供するVR空間プラットフォームサービス「DOOR」を使用しました。
「DOOR」はブラウザからアクセスすることができ、3D空間内での会話や自由にアイテムを配置して楽しむことが出来ます。
まず、操作方法について教えてもらいました。
ルーム内の移動方法
移動する時は、キーボードの「A」で左、「D」で右、「W」で前、「S」で後へ、または、「↑」「→」「↓」「←」を使用します。
マウスで左クリックしながらドラッグすると、見ている向きを変えることができます。
既存の空間に入って探索します。
チャット機能を用いてコミュニケーションを図ったりもしました。
ルームを作る
テンプレートやオリジナルのレイアウト機能を利用して、部屋を作成します。
アイテムを好きな場所に配置して楽しみます。
アバターの選択
好きなアバターを選択して、名前を変更しました。
最後に、VRゴーグルを装着して3D空間を体験しました。
「すごいっ!」
「この世界、面白い!」
「裏の世界まで見えてる気がする!」
皆さん、大喜びです。
世界のあらゆる場所に住む人々がメタバースに参加でき、リアルな仮想世界でともに過ごし交流を深めることができます。
また、VR技術の進展により没入感のある仮想空間での活動や、身振り手振りをまじえたコミュニケーションができるようになりました。
ライブやイベントなどの他に、研修会や会議等ビジネスシーンでの活用がますます期待され、現実世界と同じような交流ができるようになります。
引き続き、お家でも楽しんでみてくださいね。
山石先生、山田先生、貴重な機会をありがとうございました。