プログラムレポート
ハーバリウム文具作り 講座の様子(2022年7月22日開催)
公開日:2022年07月26日
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しごと・ものづくり講座
7月22日はきょうびしやのたかばたけあや先生にご協力いただき、押し花を使ったスケルトン電卓作り講座を開催しました。
まず、今回使うお花や、ビーズ、スパンコールを選びます。
今回使用するお花は押し花です。
電卓の大きさに合わせて、色々な押し花を用意してくれました。
お花や飾りを選んだら、白い紙の上に並べて、どんな電卓にするか考えます。
みなさん真剣にお花を配置していました。
湿度の高いこの時期は押し花が湿気を吸ってしまって扱いにくいということも先生が教えてくれました。
そんな時は手のひらを使ってアイロンのように挟めば、少し花が伸びて使いやすくなるんですって!
白い紙の上でデザインが決まったら、一旦置いておきます。
次に、今回電卓に流し込むシリコン素材を作る2つの液を混ぜます。
カップを持つ前に、手袋をします。
危ない液体ではないのですが、とってもツルツルするからです。
主剤が入っている紙コップに、硬化剤の液を入れます。
先生がしっかり分量を量ってくれたので、コップの中の硬化剤はスプーンでしっかり掻き出して、全部入れます。
2つの液体を合せたら、かき混ぜていきます。
泡立たないようにゆっくりと、全体がよく混ざるようにかき混ぜるのがコツだよと先生が教えてくれました。
2つの液体がよく混ざったら、先生が電卓を配ってくれました。
電卓の裏面に、スプーン一杯の液体を入れて、全体に伸ばします。
全体に伸ばしたら、白い紙に並べたデザインを崩さないようにお花を並べます。
電卓を裏返してお花を並べるので、お花の表と裏、並べ方の前後を考えながら並べました。
全部並べることが出来たら、カバーをするためにさらに液体を入れていきます。
今回使った2つの液体を混ぜて作るハーバリウムはフルードゥグラス(Fleurs de Glace、「氷の花」という意味)と呼ばれています。
柔らかいタイプと硬いタイプとありますが、今回は柔らかいタイプのフルードゥグラスで固めました。
固まると、スーパーボールくらいの硬さになります。
今回は固めるのを早くするために、乾燥機の中に電卓を入れます。
出来上がるまでの間に、先生が今回使ったお花の話を色々聞かせてくれました。
このお花は何でしょう?
女子サッカーの日本代表がこのお花の名前で呼ばれていますね。
そう、なでしこです。
その他にも色々な花のことを教えてくれました。
桜。
ノースポール。
オレンジに色がついているけど、これはひまわりです。
今日は他にもバラやなでしこ、レースフラワー、スケルトンリーフなどの押し花を使いました。
先生が一つ一つお花を見せてくれながら、お話をしてくれたので、みなさんしっかり聞いていました。
先生のお花のお話が終わるころ、電卓に流した液体がしっかり固まったようです。
最後に電卓の表面のフィルムをはがして完成です。
みなさんそれぞれに、個性的なスケルトン電卓が出来ましたね。
大事に使ってくださいね!