プログラムレポート
34期振り返りこども会議:バザール日記(2022年6月4日・5日開催)
公開日:2022年06月14日
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こどもバザール
5月29日に34期こども店長の運営する「こどもバザール」が終了しました。
6月4日と5日に34期こども店長が自分たちの活動を振り返る「こども会議」を行いました。
▼「こどもバザール」の様子はこちら
最初に、市長と副市長より、34期の活動報告を行います。MJVの元副市長も応援にかけつけてくれました。
毎回の「こどもバザール」で、こども店長は自分たちの仕事ぶりをコツコツ記録していた「記録シート」をまとめたものを使います。
◆34期の活動報告~市長・副市長より~
報告を始めます。34期のこどもバザールは、36日間開催をして、社員さん1,054名、ちびっこさん264名に参加をしてもらいました。
意見ボックスは30枚。その日のうちに回答することができました。
スタンプカードをためて、100まある商品券をもらって、使ってくれた枚数は444枚でした。
社員さんに1番人気だったお店は、プラバンやさんです。
34期に仕事をしてくれた社員さんは544名でした。
「自分で作ったプラバンを買うチャンスがある」ことが人気の理由の1つ。こども店長も社員さんと会話をして、仕事を盛り上げていました。
売り上げNo.1は、ざっかやでした。
ラッキーパークの大人気ゲーム「糸くじ」の利用回数は2,173回でした!1日平均60回!!
そして、ラッキーパークはプラバンやとゲームやを抑えて、売り上げNo.2となりました。1回のゲームにかかる料金は100まあると安いのに…。景品を豪華にする作戦が成功し、20ラッキー(1000まある相当)の景品が100個、10ラッキー(500まある相当)の景品が51個、8ラッキー(400まある相当)の景品が148個…とたくさん交換してもらいました。
お店の目標達成率をみます。毎回のバザール日に、「今日は目標が達成できた」という回数を数えています。
達成率のいいお店はラッキーパークで、「1日20回以上お客さんに遊んでもらう」を33日達成できていました。次は銀行で「笑顔で相手にきこえる声でハッキリと話す。まちがえずに正確な仕事をする」を32日達成できました。
最後に税金の報告です。
使った税金は137,500まあるで、残った税金は55,800まあるとなりました。残った税金は35期の運営資金とします。黒字で終えることができたので、こども店長のみんなにボーナスを出します。
一律1人1,000まあるに、各お店の担当店長の1人あたりの出勤回数が多い順に、+αの金額を決めています。1人あたり17日出勤で1位だったハローワークは2,200まある、2位のゲームやは1,900まある…となります。税金のご協力ありがとうございました!35期も続けていきます。
◆市長・副市長の活動評価と、各お店の自分たちの活動の振り返り
報告が終わったら、市長・副市長の活動がどうだったのか、こども店長が個人で評価をします。
9割のこども店長が、市長・副市長の活動を「よくできていた」と評価していました。特に、社員さんやお客さん、こども店長との積極的なコミュニケーションやフォローの評価が高かったです。はじめての社員さんの中には、市長・副市長のファンになる方もいました!
自分たちのお店の運営についての振り返りについても、評価が高かったです。一部を紹介します。
Q.仕事をするときに、こころがけたことや、工夫したこと、よかったことを教えてください。
ハローワーク
「ならんでいる社員さんに、クイズやなぞなぞだけでなく、雑談なども心がけました。」
銀行
「目標を意識すること、はじめてさんや低学年の子には、市民証を“オレンジのカード”と言ってわかりやすくしたこと。」
ゲームや
「みんなが協力することができました。」
ラッキーパーク
「社員さんにやさしく、ていねいに教えられるように、態度とかを考えました。店長同士、きまずい空気にならないように話しとかをしながら仕事をしました。」
ざっかや
「あいさつをきちんとした。」
「お客さんの願いになるべく応えられるようにした。」
ちびっこファクトリー
「ちびっこさんがいつでも笑顔で楽しく、ものづくりが楽しい、バザール活動が楽しい、と思ってくれるように、教え方をわかりやすくしたり、自然な反応を心がけました。」
「ちびっこさんに楽しんでもらうため、いっしょに遊んであげたり、こまっている人がいたらできるだけ声をかけた。」
Q.次に担当する店長へ、アドバイスをお願いします!
ハローワーク
「ルールがちゃんと守れるような環境づくりをしてください。」
「相談したら、すぐにやってみること!」
銀行
「ニックネームの確認を忘れずに!」「準備をしっかりとお願いします!」
ラッキーパーク
「落ち着いて仕事をすれば、どんなことがあってもやっていけます!!」
「社員さんが何をすればいいか悩んでいるときがあるので、やさしく一緒に話してあげてください。」
ざっかや
「お客さんや社員さんにはたくさん話しかけてください。」
◆こんな「こどものまち」になったらいいな、のアイデアを出そう!
最後は、今あるルールや条件を無しにして、「こんなお店になったらいいな」「こんなこどもバザールだといいな」という『理想のこどものまち』のアイデアを出しました。
「なんでもいい、自由に、が一番困る!難しい!わからない!」という声が。“●●でなければいけない”“△△しなければいけない”という思いが強くあるのかな、と心配しましたが、店長同士でフランクに話しをするうちに少しずつアイデアがでてくるようになりました。
思いついた案をフセンに書いて、ぺたぺたはっていきます。
他のアイデアをみて、新しいアイデアが出て、を繰り返します。
・ぶつぶつ交換やをつくる。
・雷門をもってくる。
・市民証をつかって買い物ができるようにする。
・まある通貨を日本円にしたい。
・月1回、お店ごとにお食事会。
・6年生で修学旅行。
・社員さんでも遊べる「ひだまりパーク」のような場所をつくる。
・みんなが自由に自分を表現できるところがほしい。例)ストリートピアノ、だれでもかけるホワイトボード
・アイドルオーディションをする。
・動物、生き物を育てる。
・ま・あ・る学校をつくる。
・ま・あ・るを全国につくる!日本の子どもが社会性をやしなっていることを世の大人に知ってもらう。
などなど、最終的にはたくさんのアイデアが出ました!
◆34期のプチおつかれさま会
振り返りが終わったら、プチおつかれさま会です。
コロナ禍になってから店長同士自由に過ごせる時間がなくなってしまったので、今日は店長のリクエストに応えてみんなで遊ぼうタイムです。
候補の中から、やりたいことを選んでもらいましたが、店長によって好みがちがって興味深い結果となりました。
1番人気は、だるまさんがころんだ
トークテーマのカードをひいて答える&連想ゲーム
なんでもバスケット
遊びの大切さを感じる時間となりました。
34期のこども店長全員が、35期も続けて活動します。心強い!!34期の運営、おつかれさまでした!!