プログラムレポート
ホテルの料理長に教わる点心のつくりかた 講座の様子(2017年8月3日開催)
公開日:2017年08月03日
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しごと・ものづくり講座
2年ぶりにホテルセンチュリー静岡さんのご協力による『ホテルの料理長に教わる点心のつくりかた』講座を開催しました。
講師は、ホテルセンチュリー静岡の中国料理『翡翠宮』料理長の津村豪先生です。
料理長自ら教えてくださるということで、定員の約3倍ものご応募をいただきました。
見事当選されて参加した皆さんはおめでとうございます!
2時間半の講座時間内に3品の点心をつくりました。
1・静岡県産豚肉と小松菜入りのゆでギョウザ
2・中国式蒸しパン
3・タピオカのココナッツミルク
まず、ゆでギョウザの皮づくりから取り掛かりました。
津村料理長は各グループを回りながら進行具合を確認してくださいました。
皮の生地がまとまってきたら、先生にチェックしてもらい、OKならしばらく生地を休ませます。
次にタピオカのココナッツミルクに使う「タピオカ」を準備しました。
戻す前のタピオカも実際に確認しました。
小さなプラスチックのボールみたいです。結構な硬さです。
それを湯がいて戻します。
なべ底にくっつきやすいので、こまめに交代しながらかき混ぜます。
先生に様子を確認してもらいながら、OKをもらったら、流水で冷やします。
水気を切ったら、先生が事前に用意してくださったココナッツミルクに戻したタピオカを加え冷蔵庫で冷やします。
続いて、中国式蒸しパンの調理に取り掛かりました。
1グループ10人いるので、グループの中で話し合いながら役割分担をして進めていきます。
生地を型に流し込んだら、上からドライマンゴーとドライクランベリーをちらします。
良いアクセントになりそうですね。
蒸し器で20分蒸します。
その間に、お待ちかねのゆでギョウザづくりです!
生地を取り分け、麺棒で丸く伸ばし、ギョウザの具を包んでいきます。
先生が包み方を説明するときはみんな食い入るように見ていました。
はみ出さないように皮をしっかりくっつけるのがポイント!
みんな上手に包めたかな?
熱湯にギョウザを入れていくのは、火傷が怖いので大人が担当し、参加者のみんなはなべ底にギョウザがくっつかないようにかき混ぜるのを担当します。
家で挑戦するときも、大人の人と一緒に気を付けながらやってみてください!
美味しそうにゆであがりましたね!
最後は、みんなで仲良くいただきます♪
日本では餃子といえば「焼き餃子」が主流ですが、中国では茹でたものをごはん代わりに食べるんだよと、津村料理長がお話してくださいました。
中には初めて茹でたギョウザを食べた子も多かったです。
料理長特製のゴマダレをつけて、みんなパクパク美味しそうに食べてくれました。
タピオカのココナッツミルクは、好き嫌いが結構分かれていました。
今回の講座を通して、家庭で食べたことのないものを食べるというのも、夏の思い出の一つになってくれていたら何よりです。
今度はぜひ、料理長の料理を『翡翠宮』さんに食べに行ってみてくださいね!
ホテルセンチュリー静岡『翡翠宮』のみなさん、本日はお忙しい中ま・あ・るで講座を開いていただき、どうもありがとうございました。