プログラムレポート
クリーニング屋さんのおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2022年5月3日開催)
公開日:2022年05月04日
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こどもバザール
5月3日は、富士ドライ商会のあっこ先生のご協力により、「クリーニング屋さんのおしごと」を開催しました。
「クリーニング屋さんにはどんなアイテムが持ち込まれるでしょうか。」あっこ先生から皆さんに質問です。
洋服や布団、浴衣、カーテン、シーツ、ぬいぐるみの他、富士ドライ商会さんでは、コックさんや警察官の制服なども扱っているそうです。
クリーニングは皆さんの生活に欠かせないものになっていますね。
家では落とせない汚れものや、手入れのしづらいもの、手間のかかるものなど、クリーニング屋さんに持っていくと、綺麗に仕上げてくれます。
ここでまたまた皆さんに質問です。
「ドライクリーニングは何で汚れを落としているでしょうか。」3択問題です。
- ドライアイス
- 石油
- 風(ドライヤー)
「ドライアイスかな」、「石油ではないよね」と1番か3番に手を挙げる方が大半でした。
正解は、2の石油です。
正式には石油系溶剤を使用して洗濯をするとのことでした。
水を使わずに工業ガソリンなどの有機溶剤を溶かし入れて衣類を洗濯することをいい、皮脂やファンデーションの汚れなどを落とすのに適したクリーニングだそうです。
お客様から預かった品物には、必ずタグをつけます。
確かにクリーニング屋さんに出した品物にはタグがついた状態で戻ってきますね。
こちらのタグは水に溶けない材質で、また、名前を描くインクも特殊な素材のなため、消えないとのことです。
不思議ですね。
皆さんもクリーニング屋さん体験をしてもらいました。
洋服にタグをつけて、検品・仕分けを行います。
ポケットなどに鍵やライターなどが入っている状態でクリーニングを行うと、お客様の品物が紛失してしまうだけでなく、機械トラブルの原因になるため、実際に触ったり見たりして確認する必要があります。
ポケットの中をしっかりと確認します。
その他、ジッパーがついている品物はジッパーをしめて、他の品物に絡まないようにします。
「クリーニング屋さんのおしごと」にMJVがお手伝いに来てくれました。
※MJV(ま・あ・るジュニアボランティア)とは、小学生時代にこども店長として活躍してくれていた中高生のことです。
飾りボタンがしてあるものはアルミホイルでひとつ一つ保護するそうです。
その後、素材・色などに分けて洗濯をします。
洋服の畳み方についても伝授していただきました。
きっちりと畳むことで美しい仕上がりになりますね。
クリーニング屋さんに運ばれてくる商品は、お客様が大切にされているモノです。
そのため、クリーニング屋さんはお客様の商品を預かる意味でも、大切に扱う必要があります。
知っているようで知らない、お洗濯のことやクリーニング屋さんのお仕事を教えていただきました。
お家でも実践してみてくださいね。