プログラムレポート
色鉛筆画入門 色鮮やかな鉛筆画のテクニックを学ぼう 講座の様子(2022年4月29日開催)
公開日:2022年05月02日
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しごと・ものづくり講座
4月29日は、こどもコイルの増田洋子先生のご協力で中高生向けに色鉛筆画の講座を開催しました。
中高生向けに色鉛筆画の講座を開催するのは今回が初めてとなります。
はじめに、洋子先生から色鉛筆の特徴についてお話しをしていただきました。
「色鉛筆画は手軽に使うことができ、絵の具のように深い世界を表現することができます。色を重ねることで無限に色を作ることができ、色の深みを出すことができます。」
今回は「カルガモの親子」の絵です。
先生の作品に、自由な発想で色を入れていきます。
絵に色を入れる前に、色鉛筆の持ち方や重ね方について教えてもらいました。
青色の色鉛筆を練習用の画用紙に塗っていきます。
その後、緑色、茶色と色を重ねていきます。
明るさを出すため、最後に黄色を入れました。
先生が冒頭でお話し下さったように、色に深みが出ましたね。
色の濃淡をつけることで雰囲気もだいぶ変わります。
早速、作品に色を入れていきます。
ここで先生から皆さんに質問です。
「どこから塗っていくと理想的でしょうか?」
「広い面(水面)から全体にかけて塗るのが良いかな」
「正解です。広い面から色を入れていくことで作品の全体が見えてきます。それでは水面から色を入れていきましょう!」
手前と奥とでは色の配色が変わってきます。
手首のスナップを利かせながら塗っていきます。
一色ないしは多色で強弱を表現していますね。
コントラストも意識します。
線を揃えて色を重ねていくことできれいに色がのるそうです。
見本や実物写真を参考に、好きな色を重ねていきます。
細かい部分は持ち方を変えて、ややはっきりめに塗っていきます。
蓮の花は色を濃く入れていきます。中心から強めに塗ります。
カルガモの羽根の部分は立体感を出すために、線画の部分を濃い色でなぞったり、色鉛筆で陰影を表現しながら色をつけていきました。
最後に目を塗ります。
目に色が入ると、躍動感が増しますね。
皆さんとても素晴らしい作品ができました。
最後に定着スプレーをかけて完成です。
洋子先生はこちらの作品を完成させるのに3時間程かかったそうです。
今回教えていただいたポイントを踏まえながら、是非お家で完成させてください。
次回開催もおたのしみに!