プログラムレポート
看護師のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子 (2022年3月27日開催)
公開日:2022年03月31日
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こどもバザール
3月27日はこどもバザールのとくべつなおしごととして、看護師のおしごとを開催しました。
講師は看護師の小林美幸先生です。産婦人科や手術室の看護師、訪問看護師など様々な現場を経験している小林先生からどんなお話が聞けるか楽しみですね。
まず看護師がどんな仕事をしているか、知っていることを参加しているこどもたちに先生が聞きました。
「病気の人を助ける!」「手術を手伝う!」などいろいろ意見がでました。
実際には出てきた意見のほかに診療のお手伝い、注射や採血、入院患者さんのお手伝い、などたくさんの仕事があることがわかりました。
次に先生から看護師になるためにはどうすれば良いかお話を聞きました。
資格という言葉も出てきました。看護師の資格は国の資格ということも学びました。
国の試験に合格してはじめて看護師になれると教えてもらいました。学校に通って勉強をがんばり、試験に合格すると看護師になれるのですね。
助産師や保健師はそのあと更に勉強と試験が必要ということも教えていただきました。
その後、看護師に向いている人はどんな人かを一緒に考えました。
「優しい人」「強いひと」「お世話が好きな人」などの意見が出ました。
先生からは加えて「冷静さ」、「困っている人を助けたいという情熱」も必要だと教えてもらいました。
そして「変化に気づける」「汚れものを片付けることができる」のも、大事なことのひとつだそうです。
怪我や病気の患者さんと接するので、血を見る場面も多いため、血を見ることが平気な人のほうが向いているかもしれないとも教えてくれました。
小林先生は手術室でのおしごとの際も全然怖くはなく、体の中の内臓を実際に見ることでとても勉強になったそうです。
先生は産婦人科でのおしごと経験もあるため、赤ちゃんの人形をだっこする場面もありました。みんなかわいがってくれました。
参加後のアンケートには「先生のお話がわかりやすく、将来の道しるべになった」「看護師のおしごとをしてみたくなった」などの記入がありました。
今回の小林先生のお話がきっかけになり、将来看護師になることを目指す人が増えたかもしれませんね。
ご参加ありがとうございました!