3月17日、18日は小学生向け講座「まんまる動物マグネット」を開催しました。

講師は、ま・あ・るスタッフの「とねりー」です。

樹脂粘土を使って動物を丸く成型し、マグネットにしました。

最初に、パンダかクマのどちらかを最初にみんなで作りました。

まんまる動物をつくるのに身につける最初の技は、今回のテーマの肝となる「顔を丸くすること」です。

ちぎったり、引っぱったり、こねすぎると、つるんっとした丸ができず、しわくちゃになってしまいます。

みなさん、注意をよく聞いてとてもきれいな丸にしていました。

次は耳です。クマの耳は丸く平べったく作ります。

粘土へらを使って成型するコツもお伝えしました。

細部にこだわって、制作する子もいました。

そして、一番難しい「目」です。親指と人差し指に神経を集中させて、小さく小さく丸めます。

大人でも難しい作業ですが、みなさん、それぞれ個性的な「目」をつくることができました。

この辺りから、創作意欲が湧き出てきて、「あまった粘土でリボンをつくりたい！」「目の形を変えたい！」と、それぞれの活動に入りました。

身につけた技を使って、二つ目はオリジナルの丸い動物をつくります。

二つ目はもうお手の物です。自分たちでどんどん制作を進めていきます。

「ペンギンくん」は、とても人気のあるモチーフでした。

参加者の方が、「こうしたい！」「ああしたい！」をそれぞれ、きちんと伝えてくれたので、こちらは必要な粘土を渡すだけで十分でした。

今回の講座は、何かを作る時に必要となる「創作意欲」をそれぞれしっかりと持っていて、とても有意義に活動できたと感じました。

子どもたちがとても楽しそうに活動をしているのをみていて、「つくってみたい！」というその好奇心、いつまでも持ち続けてほしい、と心から思いました。