プログラムレポート
第2回 各お店こども会議(34期こどもバザールの企画):バザール日記(2022年2月27日・3月5日開催)
公開日:2022年03月15日
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こどもバザール
2月27日(日)、3月5日(土)は、こどもバザールの運営について話し合う「こども会議」の2回目を開催しました。
27日の午前は「ちびっこファクトリー」と「銀行」、午後は「ざっかや」、3月5日の午前は「ハローワーク」と「ゲームや」、午後は「ラッキーパーク」と「プラバンや」と、密をさけるためにお店ごとに集まって会議を開催しています。
▼2月20日・26日に行われた、「第1回 各お店こども会議」の様子はこちらをご覧ください。
今回は第2回ということで、販売する商品やサービスについて各お店が話し合いをしました。
市長・副市長も各お店の活動に参加し状況を確認したり、一緒に考えたりしていきます。
「ちびっこファクトリー」
34期の運営でやりたいことを考えました。
おさらいをしながら、おしごと振り返りツアーを行いました。
その後は、ちびっこさんに体験してもらう“ものづくりのおしごと”の練習をします。
「モールのうさぎ」や「きらきらウォッチ」、「こいのぼりのはし袋」の作り方を教えてもらいながら、まずは自分で作ります。
「“うさぎ”が“くま”みたいになっちゃった…」「あんがい難しい」「かわいくできた!」
などなど、作りながら色々な感想が出ます。
実際に作ることで、難しいところや、言葉がけが必要なポイントに気づくことができます。
今日は作り方を教えてもらったけれど、次はちびっこさんに教える立場になります。
ちびっこさんと楽しくものづくりができるかな?
この他に、ちびっこさんのお楽しみ企画として、前回に引き続き「くじ」を行うことになりました。
ルーレットくじ、ボールくじ(番号か色で区別)、三角くじやあみだくじなど、色々な方法の案が出ました。
どの方法にするのか、そして景品をどうするのかについては、次回の会議で話し合います。
そして、「ちびっこさんと仲良く遊べるように名前を呼んであげたい!」という意見が出て、ちびっこさんに“名札”をつけることに決定しました。
こども店長が折り紙でつくる“チューリップ名札”を準備します。
「銀行」
前回に引き続き、大人スタッフによる研修を行いました。
今回の研修内容は
- 社員さんのお給料支払い
- 社員さんへおしごとを教える
- 入出金の方法
です。覚えることがたくさんあります。
研修をひと通り受けた後は、ひたすら練習をします。
各シチュエーションに応じて、店長役と社員役とに分かれて行います。
- ニックネームは必ず確認
- 金銭の授受はカルトンを使用
- 復唱をする
- 一緒に金額を確認してもらう
ポイントをおさえながらの訓練です。
銀行はお金を扱う場所なので、“正確”さが最も重要な場所です。
練習あるのみ!
「ざっかや」
社員さんの商品づくりのおしごと、「おさいふ」と「市民証ケース」づくりを練習しました。
おしごとを教わる社員役とおしごとを教える店長役に分かれて行いました。
「丁寧に教えてあげると、商品の仕上がりもきれいだね。」
と、みんなで確認しながら商品づくりをマスターしました。
その他、社員さんにつくってもらいたい商品を話し合ったところ、
- 紙さいふ
- 市民証ケース
- しおり
- お手提げバッグ
- ストローブレスレット
に決定しました。
「ざっかやでも人気の商品だから、たくさん作って常にお店に並べられるようにしたいね。」
と、お客さんの目線を意識して考えていました。
後半は、前回のバザールで人気商品だった、こども店長の新商品を1人ひとり考えます。
企画した商品は、次回のこども会議で実際につくります。
「ハローワーク」
ハローワーク店長経験者である、市長あいこちゃんによる“ハローワーク研修”を行いました。
ハロワークに移動して、ロールプレイをしながら伝えていきます。
ハローワークは、こどもバザールに来てくれた皆さんが、楽しくおしごとができるようにサポートする重要な場所です。
「ならんでいるときに、おしごと方法がわかるように案内するといいです」
「はじめてさんは、方法がわからないので、1対1で話しをしながら案内してください」
「おしごと診断チャートをつかうのも会話のきっかけになります」などなど
ハローワークに並んでいるみんなに対して案内をするポイントや、個別に声をかけるポイントなどを状況と合わせて説明をします。
ハローワークの流れを確認した後は、ハローワークに並んでいる間のお楽しみについて話し合いをします。
33期にやっていたことと、33期の店長のアドバイスを参考にしながら考えます。
「クイズやなぞなぞをたくさん準備しても、何回も来てくれる社員さんだとすぐ終わっちゃうから、本にして読み上げるのはどうかな」
「33期にやっていた、クイズやなぞなぞや心理テストはそのまま残してもいいね」
「“何とかとかけて何とかととく、その心は・・・”っていうのをやりたい!その心は~のところをめくってみせるのがいいと思う」
「数字のごろ合わせは?4649=よろしくとかってやつ」
そして、最後のおしごと紹介が終わる11:30以降に無料でできるイベントを考えました。
「結構、お金つかちゃってどうしよう…っていう社員さんがいるんだよね」
「ゲームや買い物もやりきって、どうしようかな~っていう社員さんもいる」
「33期もお迎えの時間までの時間つぶしで、ハロワでクイズだしたりしてたもんね」
ということで、最後のおしごと紹介後に、イベントとして「じゃんけん大会」を開催することになりました。
参加者が7人以上になったら開催して、最後まで勝ち残った人に100まある商品券をプレゼントします。
参加者が7人未満の場合は、おしごと紹介の間で行うお楽しみをやるそうです。
バザールに参加するみんなが楽しめる工夫が盛沢山のハローワークです。
「ゲームや」
ゲームの種類を決めました。
- ミニロボ
- コリント
- わなげ
- がちゃ
- ボーリング
“ボーリング”は復活のゲームになります。
どんな形のボーリングにするか、店長たちがデザインを考えます。
そして、各ゲームの内容も見直しをします。
「ミニロボは得点を掲示する等ランキングを設けたいね」
「コリントゲームの点数は一旦見直した方がいいかな」
など、ゲームやを利用するお客さんの立場になって考えます。
その上で、当日に出勤する店長の人数も考えながら、自分たちで管理運営できる方法を考えます。
バランスが難しいです。
割引券やミニロボ無料券のデザインも見直します。
これまで、使っていた割引券や無料券は34期まで使えることにして、34期から利用する新しい券に入れ替えしていくことに決まりました。
「ラッキーパーク」
こちらもゲームの見直しからスタートです。
- 糸くじ
- まあるんはどこかな?
- じゃんけんバトル
- ブラックジャックJr.
- さいころゲーム
この5つのゲームに決まりましたが、ラッキーパークも出勤する店長たちで管理運営できる方法を考えなおします。
1日に楽しんでもらえるゲームは3種類にすることに決定しました。
それから、ラッキーチケットと交換ができる景品の見直しをしました。
副市長のかなちゃんがアドバイスをしながら、意見を聞いていきます。
- 2ラッキー デザインシールセット
- 6ラッキー アクアビーズ・お花のカード・ネイルキャップ
- 8ラッキー 飛び出すうちわ
- 10ラッキー おはな(立体)または、大事なものケース
- 20ラッキー ハーバリウム、またはアクアビーズ(立体)
景品をつくるのにかかる手間や材料、お客さんの人気度などを考えて決定しました。
ラッキーチケットのデザインを見直すことになりました。1人ひとつ、デザイン案を描いて投票で決めました。
新しいデザインをお楽しみに★
糸くじの内容も新しくすることになりました。
次回の会議で、糸くじの内容を決定します。
「プラバンや」
売りたい商品について考えます。
プラバンやで“やってみたいこと”について意見を出します。
33期に担当していた店長の意見を参考に、自分たちのやりたいことを考えます。
「かき氷とかたこやきとかの夏祭りプラバンいいかもね」
「自分のオリジナルキャラをプラバンにしたい」
「社員さんがつくるプラバンや難易度をつけるといいんじゃない」
「女子よりになっちゃうから男子うけのいいものどうしよう…」
色々な意見が出ますが、まとまらず…。
①2人で1つプラバン
②オリジナルキャラプラバン
③動物プラバン
④デコぼこもようプラバン
⑤曜日プラバン
と、案をまとめたところで、タイムアップ。
このアイデアを形にするために“下絵”と“販売方法”を考えてくることが宿題になりました。
次回の会議で、宿題を見ながら決められるでしょうか。
後半は、プラバンづくり研修です。
「買いたい!」と思ってもらえるプラバン商品をつくるためのコツを教えてもらいながら、実際につくります。
やっぱりつくるのは楽しいのかな。みんな集中して、無言に…。
プラバンやは、お店の面積が他のお店の2倍になりました!
お店が広くなったので、初の試みでお店に入って商品を選べるレイアウトに挑戦しています。
どのお店も第2回の会議を終え、話し合いの場としてのこども会議は残り一回となりました。
こども店長同士で意見を出し合いながら、できるところまで進めていきます。