プログラムレポート
第3回 各お店こども会議(34期の準備):バザール日記(2022年3月6日・12日・13日開催)
公開日:2022年03月18日
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こどもバザール
3月6日(日)、12日(土)、13日(日)は、春休みから始まるこどもバザールに向けて、34期のこども店長がこども会議を行いました。
6日の午前は「ちびっこファクトリー」と「銀行」、午後は「ざっかや」、12日の午前は「ハローワーク」と「ゲームや」、午後は「ラッキーパーク」、13日は「プラバンや」と、密をさけるためにお店ごとに集まって会議を開催しています。
▼2月27日と3月5日に行われた、「第2回 各お店こども会議」の様子はこちらをご覧ください。
今回は第3回で、春休みこどもバザール前のこども会議は最後となります。
今回は、お店ごとに34期の目標を決めました。
また、目標を達成するための準備も進めていきます。
最初に、市長副市長から、34期こどもバザールの取り組みの詳しい内容について説明がありました。
【34期こどもバザールで取り組むこと】
- 税金制度
- ジュークボックス
- 意見ボックス
- ありがとう補助金
- スタンプカード
それぞれの取り組みの内容や、運用方法、設置場所なども説明します。
「やりたいこと」を実現するためには、こども店長同士の協力が欠かせません。情報共有は大事ですね。
34期からこども店長として加わった店長にとっては、税金制度の対応が初めてとなります。
ちょっと難しいところもあるけれど、先輩店長が教えてくれるので大丈夫。
ここからは、各お店のこども会議の様子をお伝えします。
「ちびっこファクトリー」
34期目標は「ちびっこさんに楽しさを伝え、活気・やる気あふれる交流を目指す!」に決まりました。
ちびっこファクトリーに参加するちびっこさんは、ものづくりのおしごとを体験してお給料とおこづかいをもらいます。
そのお金(疑似通貨)で、こどもバザールのお店で買い物、ゲームなどを楽しむことができます。まある通貨がなくても、らくがきやひだまりパークで遊ぶこともできます。
こども店長がちびっこさんのサポートをしたり、一緒に遊んだりしたりします。小学生とちびっこさんの交流の場となる特別な場所です。
お楽しみのひとつの「くじ」の内容や景品を決めていきます。
どうしたら、ちびっこさんに喜んでもらえるのかを考えながら話し合いを進めます。
たくさんのちびっこさんに「また来たい!」って思ってもらえるように頑張ります!
「銀行」
34期目標は「笑顔で相手に聞こえる声でハッキリと話す。まちがえず正確な仕事をする。」です。
今回も社員さんへの「ありがとう補助金」があります。
社員さん1人につき、1日1回100まあるがもらえます。
「ありがとう補助金を全員に配る」ことを意識して業務に取り組もう!と、話し合いました。
会議の後半では、お給料の支払いや入出金のおさらいをしました。
ニックネームや金額確認など、前回の研修を思い出しながら練習を重ねます。
そんな中、偶然にもプログラムに参加していたちびっこさんが入金をしたいということで対応させてもらうことができました。
緊張しながらも、丁寧に入金業務を行うことができました。
すばらしいです!
「ざっかや」
34期目標は「ちびっこさんにやさしいお店」です。
ちびっこさんにも大人気のざっかやさん。
ちびっこさんが楽しくお買い物できる工夫も。
ちびっこさんにとって、お気に入りの商品がお店に並ぶのは嬉しいですね。
こども店長が企画した商品の製作も順調に進みます。
おみくじやボンボン果物、きのこクリップ、動物のペン立てなど、今までになかった新しい商品をつくっていきます。
この日は、ざっかや店長経験のあるMJVが手伝いに来てくれました!
こども店長にアドバイスをしてくれたり、商品づくりを手伝ったりして、ざっかやをサポートしてくれました。
※MJV(ま・あ・るジュニアボランティア)とは、小学生時代にこども店長として活躍してくれていた中高生のことです。
こども店長商品は数量が限られてしまうため、お店で見つけることができればラッキーです。
「ハローワーク」
34期目標は「分かりやすく話す。こまっている人に積極的に声をかける。」です。
前回の会議で決めた、ハローワークに並ぶ社員さんを楽しませるための準備を進めます。
社員さんの反応を見たり、話しをしながら、何をどんなふうに行うのか決めていくことになりました。
34期からは、なぞかけとごろ合わせが加わります。
なぞかけは、「〇〇とかけて□□ととく、その心は◎◎である。」というものです。
「その心は◎◎」の部分を考えてもらいます。
「この問題どうかな?」「少し難しすぎるかな?」
「1年生や2年生でも理解しやすい言葉の方がいいね。」
などなど、みんなの意見を取り入れながら13個のなぞかけを完成させました。
ごろ合わせは、間に合わなかったので、時間を見つけて準備を進めます。
「ハローワークの社員さんに読んでもらいたいから、ふり仮名はあったほうがいいね。」
「難易度もつけて、その時の社員さんの様子をみながら出題するのはどう?」
と、実際にハローワーク内でお題を出すロールプレイを行います。
活気あふれるハローワークの雰囲気は良いですね。
「ゲームや」
34期目標は「店長さんの役割を決めてその通りにお仕事をする」です。
ゲームやさんは、たくさんの方が遊びにきてくれる場所です。
それぞれが役割を決めて、的確に動けるお店になるとさらにパワーアップできますね。
ボーリングも非常に楽しみです。
「ラッキーパーク」
34期目標は「1日20回お客さんに遊んでもらう」です。
その日にできるゲームは、店長同士で話し合い、前日の3つのゲームが行えるようにすることになりました。
33期に大人気だった糸くじの内容を見直しました。
新しい景品が加わったかな?
お店の運用方法がかたまったところで、後半は景品づくりをします。
こちらも33期に大人気だったハーバリウムを集中してつくります。
ラッキーチケットと交換したくなる景品をつくって、たくさんのお客さんに遊んでもらいたいと考えて景品をつくります。
「同じ色ばかりにならないようにしよう。」
「緑系は人気だから多く作ってもいいかな。」
「白も大人っぽくていいかも!」
「おしゃれなハーバリウムができたね。」
運試し的なゲームが楽しめるラッキーパークですが、景品目的で、ラッキーパークを利用してくれるお客さん大歓迎です。
「プラバンや」
33期は売上ナンバー1のお店、34期の目標は「一人一人が協力しあい、チームワークがあるプラバンやにする。売り上げ一日10,000まあるをこせるようにがんばる。」です。
前回の宿題だった、プラバンの下絵と方法について、みんながやってきたものを確認します。
思っていた以上にたくさんの下絵を描いてきてくれました!
前回候補に挙がっていなかった新しいプランも盛沢山です。
「どれに決めていいかなやんじゃう」「決められない…」「全部じゃだめ?」
と下絵選びが難航してしまいました。
全部できたらいいけれど、限られた店長、限られた活動時間の中では難しいかも…という話しをして、「優先順位を決めてすすめよう!」となりました。
店長たちが悩みに悩んで決めた優先順位は次のとおりです。
- 2人で1つプラバン
- ようびプラバン
- まあるんプラバン
- 夏祭りプラバン
- おみせプラバン
- どうぶつプラバン
- オリジナルキャラプラバン
春休みバザール開始日には間に合いませんが、バザール開催日の午後の時間を使って製作活動を進める予定です。
少しずつ商品が増えていくので楽しみにしてください。
そして「夏祭りプラバン」は、社員さんによって難易度別で仕事できるようにしたい!という案が出て、難易度別に選らべるように準備を進めることになりました。
また、お店のスペースが拡張されたことで34期は、お客さんがレジまで商品を持っていき会計をする仕組みになります。
商品の値段を間違えないよう工夫をします。
商品管理も大変ですが、目標の10,000まある以上の売上げを目指して頑張ります。
34期のこどもバザールは、市長副市長が掲げる、
- みんなが活躍できるこどもバザール
- 社員さんも店長さんも楽しめるこどもバザール
- 全国にこどもバザールの活動を広める
をモットーに取り組みます。
まもなく、春休みこどもバザールがスタートします!
みんなで思いっきり楽しみましょう!