プログラムレポート
6年生ありがとう会:バザール日記(2022年2月11日・2月23日開催)
公開日:2022年03月02日
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こどもバザール
2月11日と23日は、6年生のこども店長の「ありがとう会」を開催しました。
こどもバザールを支えてくれた、最上級生である6年生に向けて、ささやかではありますが『ま・あ・る』から感謝を込めて「ありがとう会」を毎年この時期に開催しています。
6年生のこども店長30人が一同に集まることがコロナ禍の今は難しく、こども会議同様「ありがとう会」も午前午後と2日間に分けて開催をしました。
こどもバザールが終わってから、久しぶりに顔を合わせて少し緊張している6年生の皆さん。
まずは、恒例の自己紹介をかねて、サイコロトークを行います。
サイコロを2つふって、出た目の合計の数のお題にこたえます。
Q.将来の夢は?
- まだわからないな~。どうしようかな。
- 〇〇動物園のオオカミの飼育員になりたい。(かなり明確!!)
Q.100万円もらったら何につかう?
- 推しのグッズを買う。かなり残るけど、残りは貯金。
- 両親にプレゼントしたいかな。
- 50万円は貯金して、残りは文房具買ったりとか?
Q.未来に行けるとしたらいつに行きたい?それとも行かない?
- 行かない。未来は見たくない。
- 近い未来。高校か大学に通う頃の自分を見たい。
Q.過去に行けるとしたらいつに行きたい?それとも行かない?
- 去年かな・・・。すごく楽しかったから。
- 行かない。今がいい。今がずっと続くといい。
Q.ま・あ・るの大人スタッフになったらどんなことをしたい?
- ん~、難しいな・・・小学生と活動したいかな。
- ちびっこさんと一緒に遊びたい。
自分だったらどうかな~ということも考えながら、話が盛り上がりました。
過去と未来は、みんなあまり行きたくないようで、今を大事にしているところにグッときました。
さぁ、いよいよ、この会の目玉!「マフィンづくり」を始めます。
クッキング講座は現在コロナの影響により休止していますが、感染防止策を徹底的に行い、安全第一に開催をしました。
また、参加者の皆さんには、「クッキングに参加するにあたってのお願い」を事前に確認していただきました。
クッキングの部屋に移動し、エプロンと三角巾を装着します。
手洗い方法の表示を確認しながらじっくりと手を洗います。
手指消毒をしたら、ビニール手袋をつけて、クッキングの開始です。
プレーンとココアの2種類のオリジナルマフィンづくりを行います。
コロナ禍でも安全にクッキング講座が行えるように、隣同士距離を保ちながら、道具は共有せず、道具も最低限にして行いました。
使用する材料をみんなで確認し、デモンストレーションを参考にアレンジを加えながら作っていきます。
ビニール袋の中には小麦粉、アーモンドプードル、塩、キビ砂糖、ベーキングパウダーが入っています。
ビニールを手で振るいながら粉類を混ぜ合わせていきます。
続いて、たまご、牛乳、ヨーグルト、溶かしバターを粉類の中に入れて、よく揉んで混ぜていきます。
「家でよくお菓子つくるよ~」という子から、「家庭科でつくるぐらいしかやったことない」という子まで様々でしたが、みんな手際がよくて上手です!
さすが!“ものづくり”がテーマの『ま・あ・る』で店長をしていただけありますね。手先が器用です。
普段からお菓子作りが好きな子は
- マフィン作ったことある。
- クッキーが好きかな。
- 得意なお菓子は、ブラウニーかな。家族に食べてもらってる。
- バレンタインの友チョコもつくったよ。
と、お菓子のレパートリーを教えてくれました。
生地がしっかりと混ざったらマフィンカップに注ぎ入れます。
生地がビニール袋の中に残らないように、カードを使ってきっちりとカップの中に入れます。
チョコチップやプロセスチーズ、クルミにオレオと、好きな具材をトッピングして自分好みのマフィンにしていきます。
どんな形に焼きあがるか非常に楽しみです。
170℃のオーブンで23分ほど焼いていきます。
膨らんでくるとワクワクが増しますね。
一旦、オーブンが頑張って焼いている間に、6年生の皆さんはMJV制度についての説明を聞きます。
【MJVとは】
ま・あ・るジュニアボランティア(Maaru Junior Volunteer)の略で、こども店長を経験した中高生のことです。
こども店長とスタッフの間の存在として、こども会議でアドバイスをしたり、バザールのお店をサポートしたり、『ま・あ・る』の各プログラムの運営をサポートしています。
【MJVの主な活動】
- こどもバザールやこども会議のサポート
- しごと・ものづくり講座、とくべつなおしごと、ちびっこ親子プログラム等、各プログラムのサポート
- 各プログラムの講師
- たなばた★ま・あ・る等大型イベントのスタッフ
【MJVが高校を卒業したらMASへ】
ま・あ・るアシスタントスタッフ(Maaru Assistant Staff)の略で、MJVとして活動した後、高校を卒業された18歳以上の方(高校卒業認定を受けている方、高専生4年生以上の方)のことです。
MASは、『ま・あ・る』のアルバイトスタッフになったり、各プログラムの講師をしたり、大人スタッフの1人としてま・あ・るをサポートしています。
中学生になると、今以上に忙しい日々が待っています。
みんなにとって、気軽で気楽な学校外の活動の場として、こども店長の経験を活かしながら活躍の場を広げてもらえたらと思っています。
2月11日には、MASのゆいなちゃんが『ま・あ・る』でのボランティア活動についてアドバイスをしてくれました。
これまでの経験を活かしながら、『ま・あ・る』の運営をよりよくするサポートをしてもらえたら嬉しいです。
その後、ま・あ・るスタッフからのビデオメッセージを鑑賞しました。
中学生になる皆さんへ応援メッセージです。
今度は6年生のみんなが、今のこども店長と、これからこども店長になるみんなに向けてメッセージを書きます。
こちらのメッセージは、後日こどもバザール内に掲示します。よろしければご覧ください。
最後に、『ま・あ・る』から記念品とメッセージカードを贈呈します。
中身は、まあるんTシャツと『ま・あ・る』スタッフからのメッセージでした!
みんなが作ったマフィンは、持ち帰ってお家で食べてもらいます。
とても美味しそう!
今度、あそびに来てくれたときは、マフィンの味の感想を聴かせてね。
いままでこどもバザールを支えてくれて、ありがとうございます!
スタッフ一同、いつでも『ま・あ・る』で待ってます!