プログラムレポート
花のおうちをつくろう ちびっこ親子向け講座の様子(2021年12月2日開催)
公開日:2021年12月06日
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ちびっこプログラム
12月2日は、杣プロジェクトの坪井建憲先生にご協力いただき、ちびっこ親子講座『花のおうちをつくろう』を開講しました。
杣プロジェクトってどんなことをしているのかな?
坪井先生のお話を聞いてみよう。
環境を守る大切さを伝えながら、木に触れる気持ちよさを体感できる活動を続けているそうです。
大きな植物の葉っぱが出てきました。
どちらがスギで、どちらがヒノキか分かるかな?
正解は、左がスギの葉、右がヒノキの葉です。
実際に葉っぱを触ってみよう。どんな触り心地がするのかな?
大きな葉っぱに大興奮!
次は、スギの木、ヒノキの木で作られた木のボール『すぎまろ・ひのまろ』に触ってみよう。
すべすべとした触り心地が気持ちいいね。
早速、コロコロ転がして遊んじゃおう!
こどもたちが遊んでいる間、大人の皆さんは『花のおうち』を作りましょう。
杣プロジェクトでは、『はなのいえ』と呼ばれています。
ヒノキでできた好きな家を選びます。
今回は、家をのせるスギの木の板もご用意いただきました。
手触りのいい家に仕上げるため、紙やすりを使って角を丸くしていきます。
理想の手触りを求め、微調整を重ねていきます。
一輪挿し用の小さな試験管をセットしたら、好きな葉をカットして赤い実と一緒に飾ります。
クリスマスにぴったりな色合いになりました。
これから季節が変わるたびに、様々な植物を飾るのが楽しみですね!
先生が見せてくださったスギの葉の中央に、実がついていました。
拡大するとこんな形をしています。
スギの葉の先についているのが、花の部分。
奥に見える茶色い実は、ヒノキの実です。
花粉の季節には近寄りがたいスギの花も、自然の命を繋ぐために大切な役割を持っているんだよと教えてもらいました。
最後は、親子で『すぎまろ・ひのまろ』をたくさん転がして遊びました。
もう少し大きくなったら、親子で絵本を読みながら自然について考えてみるのもいいですね。
先生お手製のバードコール(写真中央)もさえずり、お部屋の中でも自然のぬくもりを感じられる時間を過ごすことができましたね。
坪井先生、ありがとうございました。