プログラムレポート
自分色のしおりを作ろう 講座の様子(2021年11月3日開催)
公開日:2021年11月09日
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しごと・ものづくり講座
11月3日は、カラー心理士の黒岩かおり先生にご協力いただき「自分色のしおり」作りを開催しました。
古代ギリシアでピュタゴラスが生み出した数秘術では、数字にはそれぞれ「意味」と「色」を持っているとされています。
今回は自分の生年月日から「誕生数」を計算して、その数字の意味や色、イメージを知ることで「内なる自分」を知る講座です。
ピュタゴラスと数秘術
ピュタゴラスは紀元前6世紀頃(今から2600年くらい前です)に古代ギリシアで生まれた数学者、哲学者です。
宇宙の全てには「数」が関わっていると考え、全てのことは数字と計算で解明できると考えました。
そこで生まれたのが「数秘術」です。
自分の「誕生数」を知ることでその数に秘められた意味を知り、自分の生活に活かせると良いですねと先生がおっしゃっていました。
「誕生数」を出してみよう
今回は自分の生年月日を使って「誕生数」を計算しました。
生年月日のひとつひとつの数を足して、一桁になるまで繰り返します。
そうして出た数字が、その人の「誕生数」です。
この数に対して、それぞれ意味があり『「5」の人は自由な人』や『「3」の人は想像力豊かな人』などその人の内面を映し出します。
また、数に対して色が与えられていて、『「1」の人は赤』『「2」の人はオレンジ』などが決められていて、その色を上手に使うことで、自分を導いてくれるラッキーナンバー、ラッキーカラーにすることが出来るそうです。
先生の話を聞いて、早速みんなで自分の「誕生数」を計算しました。
ま・あ・るの講座参加者は、みなさん2000年代生まれですが、2000年代生まれの人は2の影響を受けるので、調和・共存・共生も人生の「テーマ」になってくるそうです。
2000年代生まれの人はみんなで仲良く、協力するのが得意な人が多いのかもしれないですね。
それぞれの「誕生数」が分かったら、先生が資料に基づいてそれぞれの数の持っている「意味」や「色」を教えてくれました。
UVレジンのしおり作り
数秘術のお話が終わったら、今度はUVレジンを使ってしおりを作りました。
まず先生が用意してくださった、押し花やビーズを選びました。
色々なものがあって、迷ってしまいますね。
入れるものが決まったら、シリコンの型の中に配置していきます。
細かいところはピンセットや竹串を使いながら、配置しました。
細かいビーズをちりばめる人もいれば、大きな花を使って飾り付ける人もいます。
こういうところにも、性格が出て来たり「誕生数」の影響が出てくるんでしょうね。
厚みの半分くらいまで飾り付けたら、一度UVライトを当てて1層目のレジンを固めました。
UVライトは直接のぞかないように気をつけました。
レジンが固まったら「カラーレジン」を使って、しおりに色を付けました。
一部分にだけアクセントで色を付ける人もいれば、全体に均等に色がつくようにする人、二つの色を混ぜる人もいました。
「カラーレジン」で色を付けたら、2層目の飾りつけをします。
間にシールを貼ったり、イメージの違う飾りつけをすることで、透明のしおりに奥行きが出て、とても面白いですね。
2層目の飾り付けが出来たら、もう一回UVレジンを流し込んで、ライトを当てて固めます。
最後に、しおりの上に好きな色のタッセルを選んでつけました。
みなさんそれぞれ個性的なしおりが出来上がりました。
出来上がったしおりを見せ合って、いいところを誉め合っている人たちもいました。
お互いに褒め合って仲良くするのは、やはり2000年代生まれの特徴なのでしょうか。
大切に使ってくださいね!