プログラムレポート
ぞうけいあそび(土で絵をかこう) ちびっこプログラムの様子(2021年10月11日・18日開催)
公開日:2021年10月19日
-
ちびっこプログラム
10月11日、18日のちびっこプログラム「ぞうけいあそび」は、土を使って絵の具をつくり遊びました。
まずは土の絵の具をつくっていきます。
使った土は、絵の具用の「稲荷山黄土(いなりやまきづち)」です。
実際は近くにある土を採取して作ると面白いです。
乳鉢ですりつぶします。
その後、ふるいにかけます。
サラサラの土ができました!
これを平らにして、絵も描けます。
絵の具にするために、でんぷん糊とお水を少し加えます。
できあがった土を水彩絵の具に混ぜたら完成です。
水の量によって、土のごつごつした感じや、つや感がでて面白いです。
最初は白い紙に自由に描いてもらいました。
躍動感があってとても素敵な作品ができそうです。
指で道を描いて重ねると・・・何ができたかな?
小さい子たちは、とにかく触って手を動かします。
その姿がとても素敵でした。
不思議そうに絵の具を見つめる姿もみられました。
園に通っている子たちは、次から次へと「こうしたい!」の思いを画用紙に描いていきます。
土にちなんで、1億年前に戻った気分で恐竜の型紙を用意しました。
土をのせていくと・・・恐竜のできあがり!
「ガオーガオー」と、みんなにとても人気がありました。
配色にこだわって、とても素敵な作品もできました。
「もっとやりたい!」の声があがり、急遽、段ボールの型があったので飾りつけをしてもらいました。
本日のぞうけいあそびは「延々と触って遊ぶ!」ではなく「つくる作業に集中!」しました。
早めに集中力が切れてしまう子も多くいました。
しかし、活動のヒントはいつも子どもの中に隠されています。
「もっとやりたい!」や「ピンク色があったらいいな」の声に応え、遊びを広げることもできました。
今回は、彼らの興味関心に助けられながら、楽しく活動ができているということを実感したぞうけいあそびでした。
子どもたちに感謝です。
次回も楽しいぞうけいあそびができるように、準備してお待ちしております!