プログラムレポート
オリジナルの短歌をつくろう プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2021年9月20日開催)
公開日:2021年09月23日
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こどもバザール
9月20日は、「NPO法人 Cafe de 寺子屋」の熊谷咲良先生と、サポートとして鈴木有紀先生にご協力いただいて、オリジナルの短歌を作るおしごとに挑戦しました。
まずは先生から短歌の歴史について教えていただきました。
短歌は1250年くらい前に発生した和歌が変化したもの一つで、五七五七七の31音で表現をする作品です。
「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」のような拗音は1音として数えたり、「っ」や「ー」は1音として数えたりします。
「ちょうちょ」は3音、「サッカーボール」は7音になります。と先生が教えてくださいました。
今回は短歌を作るにあたって「ありがとう」の5音を必ず入れる、「感謝の気持ちを伝える短歌」を作りました。
見本の作品では「バスの運転手さん」や「お母さん」など、色々な人に感謝の気持ちを伝える短歌がありました。
早速、ワークシートに「気持ちを伝えたい相手」や「どんなことにありがとうの気持ちを伝えたいか」をまとめていきます。
まとめるのが難しい時は先生も手伝ってくださいました。
具体的な「相手」「どんなこと」が書き出せたら、それを短歌の形「五七五七七」の音の形にしていきます。
簡単なようで中々難しいところです。
皆さんワークシートに色々と書いてみました。最後に色紙に書くときに、どんな風にして書くかもしっかりイメージします。
良い短歌が出来たら、先生が用意してくださった色紙を選んで、筆ペンで書きます。
ちょっと難しかったけど完成!
お母さんやお父さん、おばあちゃんやおじいちゃん、友達のような身近な人への感謝を伝える短歌もあれば、農家の人や気持ちを伝えられる短歌そのもの、いつも食べてる美味しいパンに感謝の気持ちを伝える短歌も出来上がりました。
色々な人やものに感謝をする気持ちは大切ですね。
みなさんも気持ちを伝えたい時に、短歌を作ってみてはいかがですか?