プログラムレポート
アプリ開発に挑戦! 講座の様子(2021年8月21日開催)
公開日:2021年08月22日
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しごと・ものづくり講座
8月21日は常葉大学教育学部三井一希研究室の皆さんのご協力で、アプリ開発をする講座を開催いたしました。
アプリを開発する前に、先生からの質問です。「アプリって何でしょう?」
今、世の中には色々なゲームや、電車やバスの乗り換え検索、読書、道案内、支払いなど、色々なアプリがあって私たちの生活を便利にしてくれています。
今回は、GlideというアプリとGoogleスプレッドシートを連動させて、「データを見やすくするアプリ」を作ります。
色々なデータを集めれば集めるほど、その時に必要な情報を引き出して使うのが難しくなってしまいます。
そこで、集めたデータを分かりやすく表示させて、いつでも必要な情報を引き出せる便利アプリを作ろうというわけです。
GlideはGoogleスプレッドシートに入力したデータベースを利用して、簡単なスマートフォン向けのアプリを作るアプリです。
まず初めに、先生が作りかけの「東海道五十三次」のデータベースを使って、説明をしてくださいました。
Glideにスプレッドシートを読み込ませるだけで、簡単に画像付きの一覧表が出来ました。
Glideではスマホの画面上のレイアウトや、その時表示する内容なども調整が出来ます。
スプレッドシートの情報を増やしていけば、表示できる内容を増やすことができます。
試しに、ネットで情報を調べながら「興津宿」の情報を入力していきます。
今回は「名前」「旧国名」「現在の自治体」、そして歌川広重の描いた「画像」を検索してアドレスを入力しました。
入力したデータはGlideに反映されて「興津宿」の情報も見ることが出来るようになりました。
他にも先生たちは、「自分が行ったカフェのリスト」や「秘密道具の検索アプリ」なども見せてくれました。
後半は、参加者の皆さん思い思いのデータベースをスプレッドシートに入力していきました。
戦国武将や、ゲームに出てくる曲やアイテム、キャラクターの検索アプリなど皆さん自分がすぐに調べたいものをどんどん入力していました。
入力がある程度終わったらGlideに反映させてみます。
スマホの画面でのレイアウトも使いやすさを考えながら編集していきました。
使いやすくするためのスプレッドシートへのデータ入力方法や、レイアウトの仕方も、先生方が個別に相談に乗ってくださいました。
レイアウトを調整したら、最後にQRコードを使って自分の端末に読み込んで完了です。
これで、いつでも手元で調べることが出来ますね。