プログラムレポート
色鉛筆画に挑戦!鮮やかな色鉛筆の技法を学び作品をつくろう 講座の様子(2021年8月6日・15日開催)
公開日:2021年08月16日
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しごと・ものづくり講座
8月6日と15日は、こどもコイルの増田洋子先生のご協力で色鉛筆画の講座を2日間開催しました。
前回は応募者が殺到したため、大勢の方にご参加いただくべく2日間開催をしました。
色鉛筆は手軽に使うことができ、絵の具のように深い世界を表現することもできます。
色鉛筆が12色もあれば、色を重ねることで無限に色を作ることができるそうです。
今回は清涼感のある「海の中の魚」を題材にした原画をご用意いただきました。
本番用を塗る前に、色の組み合わせを一緒に学びました。
今回は淡いブルー系の画用紙を使用したので白色もきれいにのりますね。
青、白、黄色を重ねてみて、実際に色の変化を理解してもらいました。
色鉛筆の持ち方を教えていただきながら、色鉛筆の先を尖らして使うと色をきれいに重なることができるなどコツも教えていただきました。
まずは、手前の珊瑚から塗っていきます。
手前と奥では色の配色が変わってきます。
一色ないしは多色で強弱を表現していきます。
コントラストを上手に活用するとより立体的にみえますね。
グラデーションがとてもきれいですね。
手前の珊瑚の部分が塗り終わったら、メインの魚部分を塗っていきます。
魚の胴体(表面)を撫でるように優しく塗ってみましょう、と塗り方のコツを丁寧に教えていただきます。
お腹部分は若干色が濃くなりますので、色を重ねながら暗さを表現していきます。
反対に頭の部分は明るくなるように塗っていきます。
明るくしたいところは白や黄色を使い、濃くしたい部分は青っぽい色を入れていくとよいそうです。
先生のお手本や写真を確認しながら、感じるままに塗り続けます。
鱗の部分は立体感を出すために、線画の部分を濃い色でなぞったり、淡い色と対極になるように色をつけていきました。
最後に目を塗ります。
目に色を入れてあげることで、命が吹き込まれたように感じます。
躍動感が一気にでましたね。
皆さんとても素晴らしい作品ができました。