プログラムレポート
タイダイ染めに挑戦!真っ白なTシャツを自分だけの夏色に染めよう 講座の様子(2021年8月3日開催)
公開日:2021年08月09日
-
しごと・ものづくり講座
8月3日はho’oponoの牧田真実先生にお越しいただき、タイダイ染めのTシャツを作る講座を開催いたしました。
毎回人気の講座です。
まず最初に先生から「タイダイ染めとは何か」というお話がありました。
タイは「Tie=縛る」という意味です。ダイは「Dye=染める」という意味です。
縛って染めることで、色々な模様や柄が現れるのがタイダイ染めなんですね。
縛り方によって模様のでき方が違うのも面白いところです。
タイダイ染めのお話が終わったら、早速皆さんにTシャツが配られました。
どんな模様にしようかな?
先生が見本をいくつか見せてくれました。
縛り方、染め方によって出来上がる模様が変わります。
しっかり考えながら、Tシャツの内側からボールを当てて、縛ったり、Tシャツを渦巻き状に巻き取ったりして輪ゴムで縛っていきました。
二重の輪っか模様にする時は輪ゴムを二本使って縛ったり、お花のような模様にしたいときはボールを入れずにつまんで縛ったりと、色々な技法を教えてもらいました。
縛り終わったら、染料が染み込みやすくなるように、15分程度Tシャツを水に漬けます。
Tシャツを水に漬けている間に、先生が「服」にまつわる絵本を少し読んでくださいました。
絵本の中に出てくる「綿花」も実際に見せてくださいました。
Tシャツを1枚作るのに、綿花の綿が100個くらい必要なんだそうです。
綿花から綿を取って、綿から糸を作って、糸を織って布を作って、Tシャツが出来上がります。
綿は汗をしっかり吸ってくれるので、夏にぴったりの素材だと先生が教えてくださいました。
今回のTシャツは綿100%。化学繊維を染めることができない染料で染めます。
染めあがったTシャツのサンプルをよく見ると、タグや、袖口の糸のところは化学繊維でできているので染まらずに、白いままです。
素材によって、染まる素材・染まらない素材があるので、おうちで染め物に挑戦するときは、染料と、染めたいものの素材をきちんと確認してからやるようにしましょうね。
さて、先生の話が終わることにはTシャツにしっかりお水が染み込んで、染める準備が出来上がりました。
染料が手にかかっても大丈夫なように、手袋をしっかりはめます。
お水がしっかり染み込んだTシャツを受け取って、染める用のトレイの上に乗せます。
皆さんそれぞれの網トレイの上にTシャツを乗せて、染料をかけていきます。
今回は夏らしく、ライトグリーンや、チェリーピンク、蛍光イエロー、アクアマリンカラー、オレンジ、パープルの染料を用意していただきました!
染料がボトルから飛び出さない方法を先生に教わりました。隣の人にかかったら大変ですからね。
染料の出口を指で押さえながら傾けて、Tシャツが近くなったら、指を離します。
染料のボトルの使い方を教わったら、早速染料をTシャツにかけていきます。
折りたたんであるところや、輪ゴムで縛ってあるところは、しっかり中まで染料を入れるように先生に教わりました。
きちんと中まで染料を入れます。
少し暗い緑に見える染料は、出来上がるとライトグリーンになります。
出来上がりを想像しながら、色々な染料をかけて染めていきます。
染料をかけ終わったら、先生のところに持って行って、ラップでくんでもらいます。
先生にTシャツを預けたら、今回使った道具を洗いました。
先生に預けたTシャツはこのまま乾かないようにして、しっかり染まるように1日置いておきます。
そのあと、すすいで余計な染料を落としてから、「色止め」処理をします。
「色止め」処理が終わったら、一回洗濯をして、干したら完成です。
出来上がったTシャツは後日参加者の皆さんのおうちに郵送されました!
とっても素敵な夏色Tシャツが出来ました!