プログラムレポート
瓦職人のおしごと プロからまなぶとくべつなおしごとの様子(2021年7月31日開催)
公開日:2021年08月01日
-
こどもバザール
7月31日は長澤瓦商店の長澤宗範社長と長澤玲奈先生にご協力いただき瓦職人のおしごと体験を開催しました。
ま・あ・るでは瓦職人さんをお招きしての講座開催は初となります。
どんな講座になるのか楽しみです。
50分500まあるのお給料が支給される今回の講座は3部構成になっており、内容が盛沢山でした。
- 瓦の歴史や瓦職人さんのおしごとについて
- 積算の方法について
- 瓦割りと屋根施工の体験
以上の内容を全て行っていただきました。
瓦の歴史は非常に古く、今から1400年前に百済(くだら)から伝わったようです。
当時の日本では茅葺屋根が主流でしたが、火事のリスクが高く、徐々に瓦屋根に移行していきました。
瓦の種類や瓦の素材についても詳しく解説していただきました。
瓦の利点としては日本の風土に合っていて、夏は涼しく、冬は暖かい点が非常に優れていますね。
瓦職人さんのおしごとは正確さが求められます。
また、お客様に安心していただけるよう最新技術のドローンを使っての説明を行うようです。
次に積算方法を教えていただき、実際に屋根の勾配と面積を計算して必要な瓦の枚数を算出しました。
初めての経験でしたが、非常に勉強になりました。
最後に瓦カッターを使って、瓦割りを体験しました。
力が必要になりますが、皆さんきれいに割ることができました。
インパクトを使って施工体験も行いました。
職人顔負けの真剣な眼差しですね。
かっこいいです。
近頃は、瓦を使うお家が少なくなってきましたが、長い目でみると初期費用はかかるもののメンテナンスフリーなのがポイントですね。
是非皆さんのお家の屋根も確認してみてください。
次回開催もおたのしみに。